エリートと結婚して優秀な遺伝子を残したい。
そう願う婚活女子は多い。そのなかでも、日本が誇る最高学府にこだわる女がいた。
― 結婚相手は、最高でも東大。最低でも東大。
彼女の名は、竜崎桜子(26)。これは『ミス・東大生ハンター』と呼ばれる女の物語である。
◆これまでのあらすじ
東大卒と結婚することを夢見る桜子。東大卒との出会いも淡く期待しつつ、あるセミナーに参加する。そこで登壇していた女性との出会いで、ある変化が起きて…。
▶前回:豊島岡から東大に合格したものの…。入学後、“東大女”というレッテルに悩まされる現実
“ミス・東大生ハンター”、小休止?
「これも、このアプリも。アンインストール…っと」
澤田アキナのセミナーに参加してから、ちょうど1週間。
桜子は、自宅で朝からスマホとにらめっこしていた。
アキナに『今日から、変わります』と宣言したものの、平日が始まってしまえば忙しく、目の前の生活をこなすのに手いっぱ......
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この記事へのコメント
加藤さん悪くない人だし、どうする?
八重洲ブックセンターって別に…広く感じるかなぁ? 8階建?で縦に長いけど。