2021.11.05
その種類の多さと奥深さで年代や性別を問わず人気があり、外食や家飲みなど様々なシーンで活躍するワイン。
中でも、ワイン大国であるフランスで、第2位の生産量を誇る「ローヌワイン」をご存じだろうか?
東カレではローヌワインの魅力を多くの人に伝えるべく、フランス ローヌワイン委員会協賛のもと、日本が誇る和食のひとつである「焼き鳥」とローヌワインのペアリング座談会を開催した。
その様子を詳しくご紹介しよう。
◆東カレ倶楽部メンバーが恵比寿の隠れ家焼鳥店に集合!
10月某日、東カレ倶楽部メンバーの男女6名が恵比寿駅からほど近い『焼鳥 佐田十郎』に集結。
これから開催されるのは、フランスが誇る「ローヌワイン」について学ぶセミナー形式の座談会だ。
この会の特徴は、そのペアリングフード。
洋食を合わせることが多いワインだが、ローヌワインは実は日本食とも相性が良い。日本のパワーフードでもある「焼き鳥」とローヌワインのペアリングを紹介し、美食家の多い東カレ俱楽部メンバーに、ローヌワインの魅力を知ってもらうことがこの座談会の目的だ。
座談会の参加者は、ローヌワインを飲んだことがないというメンバーがほとんど。
「フランスワインにはフレンチを合わせるのが王道と思っていたので、意外に感じました」(藤崎智子さん:@beauty.elegancia)
「和の料理とワインのペアリングは大分一般的にはなってきた印象だったので、この機会に体験出来ることを嬉しく感じていました」(吉村啓さん:@yoshimurakei)
「どんな料理でもワインと合わせたがる私、今回は焼鳥とのペアリングと言うことでどんなハーモニーを醸し出すか楽しみにしています」(藤井祐介さん:@yusuke__fujii)
「焼き鳥とワイン」という意外な組み合わせに驚いたメンバーもいたが、みんな久しぶりの会合を楽しみにしている様子だ。
会場となった『焼鳥 佐田十郎』は、高級店のようなクオリティの焼き鳥をカジュアルに楽しめる隠れ家焼き鳥店。
「日本一ジューシーな焼き鳥」を目指し、店の串はすべて部位ごとに熟成時間や温度を調節した「熟成鶏」を使用。肉に水分かつ旨味が残り、ジューシーな仕上がりになるのが特徴だ。
季節の要素が織り交ぜられ、目で見ても楽しめる技巧が凝らされた料理の数々で人気を集めている同店に、座談会のために特別なペアリングメニューを用意してもらった!
◆いよいよ座談会スタート!華やかな白ワインで乾杯!
フランス・アヴィニョンと中継をつなぎ、ローヌワイン委員会マーケティング・アジア輸出担当マネージャーのアナイス・リシャールさんの乾杯の音頭で座談会がスタート!
栄えある乾杯の一杯目に選ばれたのは「AOC コート・デュ・ローヌ、ルイ・ベルナール、白、 2020」。
フレッシュでフルーティーなアロマと、酸味と果実味のバランスが良い一杯とともに、華やかな会は幕を開けた!
司会を務めるのは、東カレキッチンのMCも担当するフランス人のクォーターの宮澤成良さん。白ワインを持つ姿が様になる。
まずはアナイスさんによる、「ローヌワイン」に関する基本情報の紹介から。
「ローヌ地方は、フランスの南東部に位置し、美食の街『リヨン』から世界遺産の街『アヴィニョン』を結ぶおよそ200~250㎞の地域です。ワイン生産の歴史は2,000年以上さかのぼり、フランスで第2の生産量を誇ります。
日照時間の長さやミストラルという強い風、さらに北と南でまったく違う2つのテロワールにより育まれた23の品種のブドウが栽培されており、5,000以上の生産者が独自の組み合わせを追求したワインの生産に励んでいます」とアナイスさん。
ローヌワインのアペラシオンには、4つのヒエラルキーがある。
今回の座談会では、日常やパーティーなど様々なシーンで楽しめる「コート・デュ・ローヌ」と「コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ」から6種類のワインを楽しんでもらった!
今回のワインのラインアップはコチラ!
左から…
1)AOC コート・デュ・ローヌ、ルイ・ベルナール、白、 2020
2)AOCコート・デュ・ローヌ、E.ギガル、 ロゼ、 2020
3)AOC コート・デュ・ローヌ、ポール・ジャブレ・エネ、パラレル45、 赤、2019
4)AOC コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ、シャトー・エグヴィル、赤、 2019
5)AOC コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ、 シャトー・ラ・ネルト、レ・カサーニュ・ド・ラ・ネ ルト、 赤、 2019
6)AOC コート・デュ・ローヌ、シャトー・ペゴー、キュヴェ・マクルーラ、赤、 2017
風格ある上品なデザインのエチケットに、期待も高まる!!
この記事で紹介したお店
焼鳥 佐田十郎 恵比寿店
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