目まぐるしい東京ライフ。
さまざまな経験を積み重ねるうちに、男も女も、頭で考えすぎるクセがついてしまう。
そしていつのまにか、恋する姿勢までもが”こじれて”しまうのだ。
相手の気持ち。自分の気持ち。すべてを難しく考えてしまう、”こじらせたふたり”が恋に落ちたとしたら…?
これは、面倒くさいけれどどこか憎めない、こじらせ男女の物語である。
◆これまでのあらすじ
ショーンは華やかなルックスゆえ、派手な飲み会などによく呼ばれるのだが、実はアニメ好きのインドア派。そのギャップのせいで多くの恋を失ってきた。志保に好意を抱いているが、また同じことを繰り返してしまうのではないかと危惧し、積極的になれないでいる。
▶前回:女の子と飲みに行くより、家でアレに没頭したい…。モテすぎる男が自宅に隠した、見られたくない秘密とは
志保:「やっぱり、遊ばれてるだけか…」
つい先日、会社の同僚・真紀子が放った言葉がずっと頭から離れない。
「ショーンくん、結構派手に遊んでるみたいだよね~。志保、気を付けて」
頭ではわかっていた。十分にわかっていた。あんなルックスとスペックを持ち合わせた31歳の男が、ここ東京で遊ばずに何をする。
…けれど......
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この記事へのコメント
噂で聞いただけなのに
いい大人なのに感情に任せてライン送るの痛い
以前にショーンを狙ってたとか、ふられたけど未練があるとかそういうのかな?
友達のフリした悪魔の可能性アリ!
三角誉め、ならぬ、三角落とし入れ
「○○(第三者)がこう言ってたよ」は、相手の印象として聞いた相手より、○○の方を悪く思う法則