
「報告があるんだ」そう言って片思いの相手が見せてきた、衝撃の写真とは…
美人か、そうでないか。
女の人生は“顔面偏差値”に大きく左右される。
…それなら、美しく生まれなかった場合は、一体どうすればよいのだろう。
来世に期待して、美人と比べられながら損する人生を送るしかないのか。
そこに、理不尽だらけの境遇に首をかしげる、ひとりの平凡な容姿の女がいた。
女は次第に「美人より、絶対に幸せになってやる!」と闘志を燃やしていく。
◆これまでのあらすじ
大手広告代理店の経理部から、華の営業部に異動した園子。懸命に仕事へと励むが、トレーナーの清華や得意先に嫌味を言われてしまう。
その帰り道。落ち込んでいた園子の前を偶然通りかかった、幼なじみの晋に呼び止められて…?
▶前回:「恥かかせないでくれない?」上司と得意先からの言葉に、女が唖然とした理由
しとしとと小雨が降る夜。晋の傘に入り、神楽坂の街をふたりで歩く。園子は昔のことを思い出していた。
― なんだか懐かしいなあ、この感じ。
園子と晋は、幼なじみだ。お互いの家が近くにあるため幼少期から仲が良く、小学生のときはこうしてよく同じ傘に入って歩いたものだった。
......
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この記事へのコメント
やるじゃん晋ちゃん!て、バシバシ肩を叩きながら言うとか、オンライン飲み会で営業部の悪口をマシンガントークとか、ただのおばちゃんだわ。
嫌いだなー。
悔しいから頑張ろうって気持ちが全然ないし、仕事で見返そうとかも思わないからダメなんだよね園子は。全部、自分がブスだからに結びつけて、それを言い訳にしてる。