
「恥かかせないでくれない?」上司と得意先からの言葉に、女が唖然とした理由
美人か、そうでないか。
女の人生は“顔面偏差値”に大きく左右される。
…それなら、美しく生まれなかった場合は、一体どうすればよいのだろう。
来世に期待して、美人と比べられながら損する人生を送るしかないのか。
そこに、理不尽だらけの境遇に首をかしげる、ひとりの平凡な容姿の女がいた。
女は次第に「美人より、絶対に幸せになってやる!」と闘志を燃やしていく。
◆これまでのあらすじ
念願叶って大手広告代理店の経理部から、華の営業部に異動した園子。美人ぞろいの部署になじもうと、お金をかけて服とメイクを一新するが、陰口を言われうんざりする。
そこでトレーナーとなる「清華さん」という人物の話を聞く園子であったが…。
▶前回:「私、何やってるんだろう」可愛くなりたくて自分に“投資”した女が、職場で聞いてしまった衝撃の事実
噂話で聞いた「清華さん」と会社で初めて顔を合わせたのは、営業部に配属されて2週間後の朝だった。
全身黒色のジャケットとパンツ、そしてピンヒールで颯爽と現れた彼女は、園子の前で立ち止まり話しかけてきたのだ。
「山科園子。あなたね」
― 突然、呼び捨て!?
かすか......
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この記事へのコメント
・何も教育してないのに「あなたじゃダメ」と、仕事の内容ではなく人を否定。
・「色々。例えばのっぺりメイク」「恥をかかせるな」と、ダメな理由が曖昧で具体的な指摘をしてくれない。
…確かにパワハラの項目には当てはまっている。
園子の性格どうとか以前に、かなりしんどい状況だな。清華は「仕事は見て盗むもの」という昔の職人気質?
と言われているのに、返事しかしないとか。園子は何なんだ、普通に挨拶とかも出来ない?容姿意外にダメな部分が目立つよね。
メイクのことを指摘されたのなら、雑誌やYouTube見てもっと研究するとか前向きに考えられないのかな?