究極の「コスパ鮨」 Vol.2

たっぷり20品味わえる鮨コースが11,000円という奇跡!こだわりの逸品ぞろいだ!

都内には、上質なのに手が届く価格にこだわる粋な鮨店が、人知れずひしめく。

そんな、価格からは信じられないほどのクオリティと満足感がある名店を、ご紹介する。

本日ピックアップするのは、『鮨 弁慶 海 銀座店』

熟練の店主の独創性が光る20品を、11,000円で味わえる幸せがそこにあった!

▶「コスパのいい鮨店」前回:「銀座で鮨」なのに、ふらっと気ままに立ち寄れるお得さ。覚えておきたい名店はココ!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。皆様の「行きたい店リスト」に加えていただければ幸いです。

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六本木時代から山崎さんのシグネチャーともいえる、2日間にんにく醤油に漬け込んだ「大トロ」。一度食べるとやみつきに


かつて〝アヴァンギャルドな鮨〞と評され、六本木で愛された鮨屋があった。

炙った大トロをにんにく醤油に漬け込んだ握り、ウィスキーで伸ばしたうにを添えた軍艦など、1990年代の創作鮨ブームを牽引した人物。

その人こそ、『鮨 弁慶 海 銀座店』の大将・山崎正夫さんだ。

生うにと塩麹に漬け込んだうに。華やかな香りが鼻腔いっぱいに広がり、うにの滑らかさを一段と引き立てる


方々から声がかかり、リゾートホテル内の鮨店や地方での高級鮨の展開をサポートするなど、しばらく東京を離れていた山崎さんだが、2018年に再び東京へ。

65歳で迎えた〝第三章〞の舞台は東銀座。

これまで手がけてきた店とは異なる値段設定の理由を問うと、「シンプルに旨ければいいじゃない」と微笑んだ。

実はこの店、佐渡と新潟市で鮨屋を複数運営するグループの、東京初出店舗。

同グループのスタートは、魚屋。つまり、素材の供給源に間違いはなく、スケールメリットも生かせる、というわけだ。

左上.「たこの柔らか煮」は粒マスタードと和芥子で。右上.佐渡産の「根もずく」。太さがあり、歯応えが楽しめる一品。右下.ほぐした毛蟹は日本酒の最高の肴。左下.塩麹漬けのサクラマスは焼き物でも


設定価格で素材を生かし、十分に満足させる鮨は握れると山崎さんは話す。

経験に裏打ちされた、確かな技術と新鮮な佐渡の素材。

鮨をぐっと〝日常の御馳走〞にしてくれるのは、きっとこんな店に違いない。

20品1,1000円という驚異のコスパに感服!


おまかせコースは、なんと20品で11,000円という驚異的なお得さ。

店主のこだわりが詰まった握りの数々を、とくと堪能あれ!


握りの1貫目は「いさき」


「ほっき貝」はレモンと藻塩で。


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立ったシャリと、しっかりとした歯応えが共鳴しあう「アオリイカ」


旬の「小鯛」


塩麹で水分を抜いた「金目鯛」は、まろやかな旨み。

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