2015.06.24
牛のレバ刺しが食べられなくなって久しいが、今年の5月末で、豚のレバ刺しも食べられなくなった。。。もちろん、色々な問題があるだろうから、ここでポリティカルな発言は避けるが、やっぱりレバ刺しが食べたい。
ならば、鳥のレバ刺し。とはいえ、鳥の刺身は足が速いという。信頼のおけるお店でしか食べたくないのが本音だろう。そこで、オススメしたいのが、渋谷の老舗焼鳥店『森本』だ。
新鮮で臭みがまったくない。レバ刺しというと胡麻油で食べるお店が多いが、こちらはスダチを絞って、小口ネギと醤油で。濃厚な旨みが口中に広がる。これぞ、レバ刺しの醍醐味だろう。
『森本』の立地は決して良いとはいえない。渋谷マークシティ下の猥雑なエリアにある。ただ、ここだけは異彩を放っている。店内は清潔、店員も丁寧で感じがいい。これこそ、良い店の証だろう。
この鳥刺しも¥715とリーズナブルながら、味は一流。レバ刺し同様に臭みはなく、酒にあう!
この他に、ゴンボ(ボンジリ)や、焼鳥屋には珍しい?真鴨もぺロリ。ちなみに、スズメもあるのだとか。
レバ刺しと同様に必ず食べたいのが、東京軍鶏。江戸時代の名物料理「軍鶏鍋」でもおなじみの食材で、肉は引き締まり、脂肪分は少なくさっぱりとした味わい。一串の値段は突出して高いのだがこれは必食。焼鳥の概念すら変わる味わいだ!
今、巷にはお洒落な焼鳥屋が増えている気がする。「ヘルシーだから」とか、「女性が実は好きだった」とか、理由はたくさんあるのだろうが、こういった渋い老舗の焼鳥屋を知っていることこそ、東京の洒脱な大人だと思う。
ちなみに二人で、しっかり食べて、しっかり飲んで、¥9,000程度。「二人で一万円」、ちゃんとコスパが高いのも追記したい。
「あ~、レバ刺し食べたいな!」と思ったら、渋谷へ。それだけの価値はある逸品だろう。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事で紹介したお店
うなぎ・焼鳥 渋谷森本
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