女といるのが向いてない Vol.7

1泊2日のダブルデートで、初めて恋人を男友達に紹介したら…?彼女が見せた、まさかの態度

女といるのが向いていない、男たち。

傷つくことを恐れ、女性と真剣に向き合おうとしない。そして、趣味や生きがいを何よりも大切にしてしまう。

結果、彼女たちは愛想をつかして離れていってしまうのだ。

「恋愛なんて面倒だし、ひとりでいるのがラク。だからもう誰とも付き合わないし、結婚もしない」

そう言って“一生独身でいること”を選択した、ひとりの男がいた。

これは、女と生きることを諦めた橘 泰平(35)の物語だ。

◆これまでのあらすじ

元カノの麻里亜と3年ぶりに会った泰平。そこで「婚約したの」と打ち明けられるも、どこか不幸そうな彼女。しまいには「さらってもいいよ」と言われてしまう。

泰平は、そんな麻里亜とヨリを戻し、自分が幸せにすると決意したのだった。

▶前回:元カノと3年ぶりの再会。帰り道、すがるような目で見つめられた瞬間、男が取った行動は…?


『樹から聞いたよ!おめでとう』

今日もリモートワークを終え、ベッドの上でくつろぎながらスマホを開く。すると、灯(あかり)からのメッセージが届いていた。

僕は、彼女のことがちょっと気になっていた先々週の自分を思い出す。

灯は一緒にいると、とても居心地が良い。「こういう子なら、僕でも気を張りすぎずに過ごせるのではないか」そう思ってはいた。

でも、今や頭の中は麻里亜一色だ。彼女に感じる、このソワソワした気持ちこそが恋愛なのだと、ようやく思い出した。

そんなことを考えていたとき、樹から電話がかかってきたのだ。

「どうした?」

「おう。突然だけどさ、ダブルデートしない?一泊で」

僕は「えっ?」と聞き返す。

「俺、思うんだけどさ。そんな簡単に婚約破棄するなんて、麻里亜ちゃんは一体どんな子なの?いい加減、会わせてよ」

本当に心外なことだが、樹は麻里亜について疑惑の目を向けているのだ。…失礼なやつだ。

「麻里亜を探ろうとしてるんだろ?それなら断る」

「違うよ~!親友なのに、会わせる前に結婚するのはないんじゃない?って言いたいの」

言われてみれば、樹と麻里亜を会わせたことは一度もなかった。

「…でも、なんでダブルデート?」

「女がいないと、女の子の性格は見えないんだよ」

やっぱり探ろうとしてるじゃん、とツッコミつつ「お前は誰を連れてくるの?」と尋ねる。すると樹は、思わぬ人物の名を口にしたのだ。

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