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女といるのが向いてない Vol.6

元カノと3年ぶりの再会。帰り道、すがるような目で見つめられた瞬間、男が取った行動は…?

女といるのが向いていない、男たち。

傷つくことを恐れ、女性と真剣に向き合おうとしない。そして、趣味や生きがいを何よりも大切にしてしまう。

結果、彼女たちは愛想をつかして離れていってしまうのだ。

「恋愛なんて面倒だし、ひとりでいるのがラク。だからもう誰とも付き合わないし、結婚もしない」

そう言って“一生独身でいること”を選択した、ひとりの男がいた。

これは、女と生きることを諦めた橘 泰平(35)の物語だ。

◆これまでのあらすじ

急接近したように見えた泰平と灯。しかし泰平は、忘れられない元カノ・麻里亜から久々のLINEで、気持ちを引き戻される。そのまま麻里亜に「会おう」とメッセージを送ってしまったのだった…。

▶前回:今夜はイイ雰囲気だと思ってたのに。舞い上がっていた女の身に降りかかった、最悪な出来事


― ああ、緊張する。

僕は意味もなくソファに座り直したり、髪を触ったりして麻里亜を待っている。小さい頃から何度も来ているこのラウンジで、こんなにそわそわしているなんて、なんと情けないのだろう。

待ち合わせに指定したのは、帝国ホテルのラウンジ。いきなり飲みに誘うのもなんだか......


この記事へのコメント

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No Name
麻里亜、泰平の気持ちを利用するような事だけはしないで欲しい!!
2021/04/06 05:3590Comment Icon7
No Name
本当にずっと忘れられなかったなら、もっと早く連絡できたやろうし、ネックレスの件もわざとらし過ぎる。。
2021/04/06 07:0470Comment Icon2
No Name
えー
婚約破棄に利用されるだけだと思うよ
本命は別にいるんじゃないかな
2021/04/06 05:1361Comment Icon1
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女といるのが向いてない

女といるのが向いていない、男たち。

彼らは傷つくことを恐れ、恋人と真剣に向き合おうとしない。そして、趣味や生きがいを何よりも大切にしてしまう。

結果、彼女は愛想をつかして離れていってしまうのだ。

「恋愛なんて面倒だし、ひとりでいるのがラク。だからもう誰とも付き合わないし、結婚もしない」

そう言って“一生独身でいること”を選択した、ひとりの男がいた。

これは、女と生きることを諦めた橘 泰平(35)の物語だ。

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