Re婚活 Vol.4

「付き合っても、長く続かない…」36歳女が語る、リアルな恋愛事情

「今度こそ、幸せになりたい」

“離婚”という苦い経験を経て、また恋をして結婚がしたいと願う人たちがいる。

そんな彼らの再婚の条件は、実に明確だ。

「一度目よりも、幸せな結婚!」

それ以上でも、それ以下でもない。

幸せになることを、諦めないバツイチたちの物語。

4話からは、バツイチ子持ちの未央の物語がスタートする。

▶️前回:「再婚する気はない…」30代バツイチ女たちの言葉の裏に隠された真実


恋愛に夢中になれない、バツイチ女


名前:未央(36歳)
職業:化粧品会社勤務
離婚した時期:3年前

― ひとり親って恥ずかしいのかな…。

平日の昼下がり。

未央は、肩を落としながら八幡通りを歩いていた。

今日は、息子・壮太(7歳)が通う公立小学校の先生と保護者の個人面談の日だった。そこで、担任の先生から思いもよらぬ話を聞いたのだ。

「壮太くんはよくパパの話をされますよ。公園でバドミントンをしたとか、ゲームを買いに行ったとか」

担任の先生なので、家庭の事情はある程度把握している。壮太が母子家庭で、父親と一緒に暮らしていないということも。

「もしかしたらお母様と二人暮らしだということを、お友達に隠そうとしているのかもしれませんね」と先生は言った。

― はぁ…。うまくやってきたつもりだったんだけどな。

壮太には二人分の愛情をかけて育てよう、自分が使える時間はすべて育児に費やそう、と未央は固い決意を持って離婚をした。

離婚後、未央は息子と二人で、未央の両親が所有している代官山アドレスの一室に移った。

しばらくして、未央の両親も同じマンションの別の部屋に引っ越してきて、行き来は毎日のようにあるから、壮太には寂しい思いをさせていないつもりだった。

― それなのに、父親と一緒に住んでいるふりをするなんて…。



結婚したのは9年前、未央が27歳のときだった。

元夫は会計事務所に所属する5つ年上の税理士で、食事会で知り合い1年ほど付き合って結婚した。

誠実で穏やかな人柄と、年上の男性らしい落ち着いた物腰で一緒にいると安心できた。きっとこれ以上の人には会えないかも、と未央はその時は思った。

とんとん拍子に話は進み、結婚してすぐに妊娠した。

だが、未央には、幸せだった記憶がほとんどない。

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