2020.10.21
ヤバイくらいに愛してる Vol.9愛しすぎるが故に、相手の全てを独占したい。
最初はほんの少しのつもりだったのに、気付いた頃には過剰になっていく“束縛”。
―行動も、人間関係の自由もすべて奪い、心をも縛りつけてしまいたい。
そんな男に翻弄され、深い闇へと堕ちていった女は…?
◆これまでのあらすじ
亮と過ごす時間を確保するために、夢中で取り組んできた仕事を辞めた詩乃。一応フリーランスとして働き始めたが、彼との予定を優先するあまり、仕事に身が入らない日々が続いていた。
▶前回:「誰を愛そうと私の勝手だから」束縛彼氏にハマった女がした、ありえない選択
相良亮「詩乃、どうしちゃったの…?」
「ねえ、亮?」
リビングのソファに腰掛けた詩乃が、甘い猫なで声ですり寄ってきた。
潤んだ目でジッと見つめられると「早く、その腕で抱きしめて」とねだられているような気持ちになる。亮は仕方なく、詩乃のことをギュッと抱きしめ返す。
すると抱きしめた瞬間に、なんだか違和感を......
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