毎日すっぴんと部屋着で過ごし、久しぶりにタイトスカートを履いたら、なんだかきつい…?
リモートワークと自粛生活で美容への努力を怠り「女としてヤバい…」と、嘆いていた損保OL・美和。
だが、そんな彼女にまさかのモテ期が到来している。
その理由は、一体…!?
「私、マスクしてるとモテるんです」一挙に全話おさらい!
第1話:自粛中に家へ招かれた女。ついて行った彼の部屋で、見たものとは
洗面台の鏡に映った自分を眺めながら、美和は「私、ぽっちゃりしてるくらいがモテるのかしら」とも思う。
だって、ここ最近の自分は、驚くほどモテているのだ。
大井 美和、28歳。大手損保会社でエリア総合職として働いているが、ルックスや能力すべてにおいて、いわゆる“普通”だと自認している。
可もなく不可もなく。最近、ちょっとぽっちゃり。そんな自分がモテているのだから、驚きだ。これまでとは違う何かを感じていた。
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第2話:「ヤダ、何これ!?」ショーウィンドウを覗き込んだ女が、思わず二度見してしまったモノ
「じゃあ、行こうか」
くるりと背中を向けた篤哉の背中は汗ばんでいた。自分との待ち合わせのために杉山課長との会議を切り上げ、急いでやってきたのだと思うと、悪い気はしなかった。
相手が特に何も思っていない“ただの同期”であったとしても、だ。
だが突然「買い物に付き合ってくれ」なんて、どういうことなのだろう。美和は、とりあえず篤哉とともに歩き始めた。
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第3話:出社した瞬間、男が寄って来る。急にモテ始めた女に向けられた、ある疑惑
先日、篤哉とのデート帰りに、ショーウィンドウ越しに見えた自分の姿を“美人”だと思った。自分でそう錯覚するくらいなのだ。実は、体重計が壊れていて数字がおかしかったのではないだろうか?
そんな淡い期待を抱き、何かの景品でもらった体重計を引っ張り出してきて、乗ってみたのだ。
「やっぱり、そうだよね…」
実は痩せていた!なんてことは全くなく、むしろ増えていた。過去最高記録を更新している。それに、自宅の洗面台に自分の姿を映してみても、痩せてはいない。それが真実だった。
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第4話:「あなたの“顔”はちょっと…」モテ期到来で浮かれる女に突きつけられた、残酷な真実
「ねえ。もう1回、マスクつけてみてくれる?」
「えっ?いいけど」
ゆかりの意図はよく分からないが、美和は言われるがままマスクをつける。
「…ふむふむ。じゃあ、また外して」
「えっ?うん」
マスクを外すと、ゆかりは美和の顔をジッと見つめながら、こんなことを言ってきた。
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第5話:「今は、あなたに会いたくない…」女が、想いを寄せる男と顔を合わせたくなかった理由
「マスクは関係なくて、美和と話すことで癒されるんじゃない?」
先日のゆかりの言葉が、頭の中にフラッシュバックする。これまで何も考えずに話をしていたが、こんな指摘をされた後では、何を話したら良いのか、変に考えてしまうのだ。
悶々としながらエレベーターを降りた美和は「うわっ」と、小さく声を上げた。
目の前には右から篤哉、左から善斗が歩いてくるではないか。それに2人とも美和の姿を見つけた瞬間、口を開いたように見えた。
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第6話:「彼の前だったら大丈夫…」2人きりのオフィスで、女が全てをさらけ出した夜
美和は、自分の要領の悪さに辟易した。こんな時間まで残業してしまうのも、仕事を安請け合いしてしまうからだ。うまく人を使って、自分は必要以上に苦労しない人間もいる。そんな器用な人間になれたらどんなにラクだろう。
そんなことを考えていると、篤哉が会議室から出てくるのが見えた。まだいたんだ、と彼の姿をぼんやり目で追いかけていると、篤哉から呼び出される。
「今、ちょっといい?」
手招きされた美和が会議室を覗くと、そこには驚くべき光景が広がっていた。
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第7話:デート帰り、ホテルの入口で立ち止まった男。女を困惑させた男の誘いとは
「危ない!」
よろけそうになった美和を支えた彼の腕は、見た目以上に逞しかった。自分の重さを心配した美和だったが、王道な展開に胸がキュンと高鳴ったのを自覚する。
そして、その日の夜。美和はさらに驚くことになる。
「ここを予約しています」
彼が立ち止まったのは、シャングリ・ラ ホテルの入り口だったのだ。
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第8話:「今は2人と楽しんだってイイの」数多の男をフッてきたモテ女が指示する、大胆な行為
「ゆかりって、昔からすっごくモテたじゃない?選んだり、断ったりするの、大変じゃなかった?」
居間に入ってソファに座るなり、美和は本題を切り出す。するとゆかりは「まずは飲んだら」と、紅茶を勧めた。テーブルにはすでに紅茶が淹れられており、すぐ飲めるよう適度に冷ましてあった。
「大変って、何が?悩んだことないよ」
ゆかりは美和の予想に反して、悩んだことはないときっぱり言った。
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第9話:「積極的に誘ってきたじゃない…!」親密だった男が隠していた、まさかの事実とは
―私、何やってたんだろう。いっつもダメダメじゃん。
モテ期到来と浮かれていたのもつかの間、現実に引き戻された。そうしてベッドの中でウジウジ考え事をしていると、かけていたアラームが爆音で部屋中に鳴り響く。
スマホと目覚まし時計のダブルパンチ。もうこれ以上ベッドにいたら遅刻してしまう。最後の警告音だ。
美和は観念したように起き上がり、急いで出社する準備を始めた。
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第10話:本命を選べずコッソリ二股を続けていた女に、痺れを切らした男たちが取った行動
「で、さっそく来たわけね」
玄関のドアを開けたゆかりの顔には、呆れた表情が浮かんでいた。美和は「ごめん…」と頭を下げながら、おずおずと部屋の中に足を踏み入れる。
問題が発生したのは、1時間前のこと。篤哉の転勤が発覚して落ち込んでいたところに、今度は「善斗が転職する」という話を聞いてしまった。
しかも篤哉と善斗の2人から「会いたい」と、同時に連絡がきたのだ。
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第11話:優しい男と、ドキドキさせてくれる男。2人からのアプローチに揺れる女は、どちらを選ぶ…?
かつて2人の男で悩む友人たちに対して、なんて自分勝手なのだろうと男たちに同情していた。しかし、いざ自分がその状況に立たされてみると、彼女たちの気持ちがよく分かる気がする。
だが、いつまでも答えを保留にしておくわけにはいかない。どちらかと付き合うか、両方とも断るのか。その二択しかないのだ。
「ああ、頭がおかしくなりそう!」
小さく叫んだ美和は、ある人物に電話をかけた。
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