私、マスクしてるとモテるんです Vol.11

優しい男と、ドキドキさせてくれる男。2人からのアプローチに揺れる女は、どちらを選ぶ…?

毎日すっぴんと部屋着で過ごし、久しぶりにタイトスカートを履いたら、なんだかきつい…?

リモートワークと自粛生活で美容への努力を怠り「女としてヤバい…」と、嘆いていた損保OL・美和。

だが、そんな彼女にまさかのモテ期が到来している。

その理由は、一体…!?

◆これまでのあらすじ

ついに篤哉と善斗、2人から告白された美和。どちらも好きで選べないと悩んでいるが…?

▶前回:本命を選べずコッソリ二股を続けていた女に、痺れを切らした男たちが取った行動


「ああ。もう、どうしよう…」

美和はリビングのソファにもたれかかりながら、大きなため息をついた。脳裏には、2人の男の姿が交互にちらつく。篤哉と善斗だ。

親友・ゆかりの予想通り、彼らはほぼ同時に美和へ告白してきた。

全くタイプの違う2人からのアプローチに、美和の心は今、ブレブレに揺れ動いている。

篤哉は、とにかく優しい。職場でもさりげないフォローをしてくれるし、美和の努力を絶賛してくれる。

一方の善斗は、ドキドキさせてくれる天才。自分がイイ女になったと勘違いするくらいに、積極的なアプローチをしかけてくるのだ。

―どっちも好きで、決められないよ…。

かつて2人の男で悩む友人たちに対して、なんて自分勝手なのだろうと男たちに同情していた。しかし、いざ自分がその状況に立たされてみると、彼女たちの気持ちがよく分かる気がする。

だが、いつまでも答えを保留にしておくわけにはいかない。

どちらかと付き合うか、両方とも断るのか。その二択しかないのだ。

「ああ、頭がおかしくなりそう!」

小さく叫んだ美和は、ある人物に電話をかけた。

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