パンドラの箱~禁じられた一手~ Vol.2

ヤバイ婚活女31歳が熱中する、SNSの裏垢。彼氏がドン引きした女の本性とは

ギリシャ神話に伝わる、開けることを固く禁じられていた、パンドラの箱。

ひとたび開けてしまえば、さまざまな災いが蔓延してしまうという。

けれど、「開けてはならない」と言われるほどに、その中身を覗いて見たくなるのが人間の性。

現代の東京においても、このパンドラの箱につい手を伸ばしてしまう人間たちがあとを絶たない。

絶対に触れてはいけない禁断の箱に手をかけた、その先に待ち受けているものとは…?

▶前回:深夜2時のリビングに、妻のあらぬ姿が…。寝室を抜け出した夫の行為


本日のパンドラの箱:恋人のSNSの裏アカウントを覗いたら…


「専業主婦になんて死んでもなりたくないわよ」

ふふと笑いながら麗香が放ったその言葉に、僕はひどく興味をそそられた。

慶應大学を卒業後、大手マスコミで総合職として働く彼女は、仕事に生き甲斐を感じているようだった。

精神的にも経済的にも自立した、美しく聡明な女性。

友人からの紹介で出会い、何度かデートを重ねた麗香は、正に僕の理想を具現化したようだった。

すぐに彼女に惹かれ、僕の猛アプローチの末、交際が始まったのだが…。

―僕がいままで見てきた麗香は、果たして虚像だったのか…。

付き合って半年がたったころ、そんなことを思わされるほど衝撃的なものを見つけてしまったのだ…。

麗香のSNSの裏アカと思われるタイムラインには、僕の全く知らない彼女の姿が映し出されていた。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo