B254bda68d4c17c7a5d04c4fd2696e
それでも、私は東京で消耗する Vol.11

「欲しいモノは1つずつ、夢中で手に入れてきたら…」32歳女が、東京で消耗した先に見えた景色

―まだ東京で消耗してるの?

2014年、あるブログから投げかけられた問いに、いま人々はどう反応するだろうか?

オンライン生活が日常になり、東京にいる必要もないと言われるが、一方で東京にこだわる者もいる。彼女の名前は、莉々ー。

◆これまでのあらすじ

執筆している恋愛コラムが人気になり、小説の執筆もはじめた莉々。仕事は軌道に乗り始めるも、様々な不安を抱えている時に突如現れた1人の男性…。

▶前回:「ねぇ、私と付き合わない?」婚活に疲れ果てたオンナの口から思わず出た言葉に、男の答えは…


「ねぇ、私と付き合わない?」

私がそんなことを口にしたのに、彼は落ち着き払った様子で、ワインを注ぎつづける。

「ねえ、聞いてる?」
「聞いてるよ」

でもそれは、お互いのことを、知り過ぎているほどによく知っているからだろうか。

「莉々。なんか数年前と見た目は変......


この記事へのコメント

Pencil solidコメントする
エンジニア
基本的には良い最終回だった

が…「消耗を回復させる方法」って、SNSマウンティングかよ!
まあ人間だから嫉妬は仕方ないよね。夫、親、子ども、ブランド品などの「装備」で競ってるよりいいよね。
2020/10/01 07:3562Comment Icon3
No Name
圭太と上手くいってよかった!
知名度が上がっていくような時、スルースキルがあるのは、一種の才能だと思う。
2020/10/01 06:0347Comment Icon1
No Name
登場人物も時系列が分かりにくく、いやぁ〜よく分からない話だったな。
少なくとも私にとっては。
2020/10/01 07:4238Comment Icon2
もっと見る ( 37 件 )

それでも、私は東京で消耗する

―まだ東京で消耗してるの?

2014年、あるブログからこんな問いが投げかけられた。

そして6年経った今、同じように聞かれたら人々はどう反応するだろうか?

オンラインが当たり前になった生活を考えれば、狭い部屋に家賃を払い続ける理由はない。

しかしここに、それでも東京にこだわる一人の女がいる。名前は莉々。

「どんな時代になろうと、私は東京を離れないと思う」

莉々は今、東京という街に何を見、何を感じとっているのだろう。

この連載の記事一覧