報道ガールの恋愛事件簿 Vol.7

「私みたいな女と付き合える!?」食事中、男に迫った女。彼がすかさず返した答えとは…

—ありのままの自分を、好きな男に知られたくない。だってきっと、また引かれてしまうから…。

高杉えりか、25歳。プライベートはほぼ皆無、男社会に揉まれ、明け方から深夜まで拘束される報道記者。しかも担当は、血なまぐさい事件ばかりだ。

だけど、恋愛も結婚もしたい。そんな普通の女の子としての人生も願う彼女は、幸せを手に入れられるのかー?

◆これまでのあらすじ

えりかは、殺人事件の特ダネをゲットするなど、必死で取材を続けている。

創太との関係も順調だが、職業をまだ打ち明けられてない。そしてトラウマの原因となった元カレと偶然再会し、再びひどい言葉を投げかけられ…

▶前回:「こんな生活送ってる女と、付き合える男いないよ…」25歳の女が、恋人から全否定されたワケ


「それは、元カレの器がちっちゃすぎたなあ」

桑原は、『肴や 呉平』のカウンター席で、八海山 吟醸を注いだお猪口を持ち上げてそう言った。

「例えるなら、このお猪口くらい小さな器だな」
「せめて徳利のほうだったらまだよかったんですけどね…」

えりかは運ばれてきたいくら......


この記事へのコメント

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No Name
えりか、今日も頑張る
2020/08/24 05:1099+
No Name
えりか、カッコイイ。
でも早く八丈島のお土産渡すの巻が読みたい!
2020/08/24 05:1299+
No Name
思わぬ出来事って、そういうことなんだね
良かった、辛いことじゃなくて
2020/08/24 05:1161
もっと見る ( 35 件 )

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