「この女、なんかムカつく」って思われるほど、羨望される存在になりたい…
結局、自己PRの上手い「あざと可愛い女」がいいところを持っていくのが世の常
真面目に生きてるだけじゃ、誰かの引き立て役にしかなれない
そんな自分を卒業し『人生の主人公』になるべく動き出した女・夏帆(26)がいた…
◆これまでのあらすじ
片思いの相手・淳太(31)と友達が付き合ったことを知りショックを受ける夏帆。新たなコミュニティで出会い探しを始めたものの、そう簡単にはいかず…?
▶前回:“親友の彼氏”とLINEするのはあり?女が悩む男との微妙な関係とは
平日の仕事終わり、恵比寿の『モナリザ』。
「夏帆ちゃん、この前は本当にごめんね」
祐平が謝罪の言葉を口にしたのは、夏帆が前菜を半分以上食べ終えた頃だった。
彼の態度や口調から反省の意は微塵も感じられないが、何もないよりはマシだろうと思い笑って彼の言葉を受け流す。......
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この記事へのコメント
だいたい親へのパフォーマンスの為だけなら、婚活パーティじゃないとこで出会い探してくれって思う。