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東京バディ Vol.9

「こういう気持ち悪い関係、もう終わりにしたい」10年来の男友達から、突き放された瞬間

「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。

そう豪語する男がいた。

互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。

◆これまでのあらすじ

片桐は、親友・小暮が10年に渡って想いを寄せる舞と付き合うためにと、一肌脱いだ。

しかし小暮は「片桐に謝りたいことがある」と言ってきて…。

▶前回:友達だった2人が“男と女”のデートをしたら…。男が「やっぱり彼女とは無理」と思った理由


焼けるような暑さの昼に比べ、夜にはぐっと気温が落ち着いて、心地よい風が吹いていた。

俺は、東京都庭園美術館沿いの緑道を歩く。真新しいビルの階段をのぼるとそこには、白金『クロデグルメ』があった。

俺のことを呼び出した小暮はすでに席に着いていて、俺にはソファ席に座るよう促して......


この記事へのコメント

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No Name
レストランでの会話で、今更同性愛の告白になるのでは…と思いながら読んじゃった
2020/08/16 05:2199+Comment Icon4
No Name
「気持ち悪い」という言葉が小暮の方から出てくるとは思ってなかった
2020/08/16 06:1875Comment Icon2
No Name
もうなんか支離滅裂な展開で、ついて行けない(汗)
2020/08/16 07:2654Comment Icon1
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東京バディ

夫婦や恋人でもなく、家族のような血のつながりもない。それでも人が生きていく中で求めるもの—。それは「友情」だ。

「たった一人の親友(バディ)がいれば、他には友達なんていらない」。

そう豪語する男がいた。

互いを信じ合い、揺るぐことのない二人の友情。だが、彼らが好きになったのは、同じ女性だった…。

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