美は、お金をかければかけるほど育つ。
美容皮膚科に、ネイルサロン。それからサプリメント…。いくらあったって足りないの。
誰もがうっとりするような、手入れの行き届いた美貌。
ーそれさえあれば、魔法みたいに全てが上手くいくんだから。
そう信じて美に人生を捧げてきた27歳OL・ユリカの物語。
◆これまでのあらすじ
何よりも“美”を最優先して生きてきたユリカ。彼氏の祐太からは、美容代として月30万円をもらっている。しかし、そんな優しい彼と1週間も連絡がつかない。ユリカには心当たりがあるのだった。
▶前回:「お金をかけるほど安心できる」美容代は月25万円。“美しさ”に執着する女の生態
―祐太、今ごろ何してるのかな。
SABONのボディスクラブで丁寧にケアしたあと、スチーマーを顔にあてながら、ジョーマローンのボディクリームで全身をマッサージ。
休日の夕方は、美容に費やす。それがユリカの決まりだ。
甘酸っぱいブラックベリーの香りに包まれながら、ユリカ......
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この記事へのコメント
男は身軽だけど女は色々あるのホント分かってないですよねー。ただ決定打が化粧水がっていうのは、女でも理解不能かなぁ。
まぁ、自分の感覚で言わせて貰えば、ただただ勿体無い!