
「あなたの前だと、おかしくなる…」男を惑わす絶世の美女が、心をかき乱されたワケ
街を歩けば思わず振り返ってしまう。だけど目が合えば、逸らしてしまいたくなる。
誰もが羨望の眼差しを向ける、美しい人。…しかし、美女には美女にしかない悩みがあるのだ。
「人生の勝ち組」だと囁かれ続け、早29年の奈津子もそのひとり。
―誰も本当の私なんて知ろうともしない。
これは、そんな美女と美女に恋した二人の男の物語。
◆これまでのあらすじ
ドタキャンが相次ぎ、2度目の映画会は、奈津子と克弘のみでの開催となってしまった。しかし2人はまさかの意気投合。楽しい一晩を過ごす。そんな奈津子に、新たな出会いが…?
「良かったら、もう少しお話しません?」
参加した異業種交流会で真人に声を掛けられ、奈津子はその場に引き留められた。
「ええ、もちろん」
にっこりと微笑みながら、奈津子はもう一度真人の顔をじっくりと眺めた。その顔を見ているだけで、こちらも幸せにしてくれるような、不思議......
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この記事へのコメント
本人が自意識過剰過ぎて面倒~。