美女の憂鬱 Vol.9

「私のどこが好きなの…?」美女の質問に恋人が返した、残念すぎる答え

街を歩けば思わず振り返ってしまう。だけど目が合えば、逸らしてしまいたくなる。

誰もが羨望の眼差しを向ける、美しい人。…しかし、美女には美女にしかない悩みがあるのだ。

「オトせない男はいない」と言われ続け、早29年の奈津子もそのひとり。

―誰も本当の私なんて知ろうともしない。

これは、そんな美女と美女に恋した二人の男の物語。

◆これまでのあらすじ

克弘からの告白を断った奈津子。真人への気持ちを確信したはずだったが、付き合って初めてのデートで奈津子はショックを受けることに…?


2019年 5月上旬


「奈津子ちゃん、相変わらず仕事忙しそうだね」

奈津子のマンション前まで迎えにきてくれた真人が言う。真っ黒なレクサスは今日のために洗車したのか、ピカピカだ。

「予定合わなくてごめんね…。でも今日はすごく楽しみにしてたんだ」

真人は多忙な奈津子を気遣って、1泊2日の温泉......


この記事へのコメント

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No Name
外銀ならともかく、所詮日系のメガバンで養ってあげる自信があるとか...勘違い男だな。
2020/05/11 05:1799+返信13件
No Name
奈津子は、自分だって同じだってことに気付くまでに時間かかりすぎでは😥?
2020/05/11 05:4999+返信2件
No Name
「普通の女性なら喜ぶであろう言葉」って、炎上しちゃうよ💦
文脈から、美人以外は養ってあげるって言われたら嬉しいでしょって、捉えられなくない。
2020/05/11 05:4485返信10件
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