結婚3年目の危機 Vol.19

「外銀エリート男だから結婚したのに…」勝手に転職を決めた夫に、不満を募らせる妻

−この結婚、本当に正解だった?−

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?

これまでそろそろ二人目を…と考える妻・花苗と、スタイリッシュに生きるために、一人っ子がよいと考える夫・和明の主張を聞いた。

今回は、「転職なんて聞いてない!」と憤る妻・玲奈の言い分。


危機事例⑩ 夫の転職を受け止められない妻


【北野家・結婚3年目の事情】

妻:玲奈(仮名)
年齢:29歳
職業:専業主婦

夫:崇之(仮名)
年齢:34歳
職業:外資系投資銀行


晴天に恵まれた冬の午後、外苑のいちょう並木に面した『シェイクシャック』で、北野玲奈はひとりランチを済ませていた。

「午前中はヨガに行ってきたんですが、お腹が空いちゃって。ハンバーガーなんか食べていたら、運動した意味ないですよね(笑)」

玲奈は自虐的にそう言いながら笑う。

しかし薄手のニットにデニムという装いの彼女の体つきは非常に華奢で、ダイエットなどまるで必要のないスタイルをしている。

それを伝えると、玲奈は「いやいや」と形だけ謙遜を見せた後、こんな風に言った。

「実は私、あまり体力がなくて…。ダイエットしなきゃというのもありますが、どちらかというとヨガは、これ以上体力が落ちないようにという意味が大きいですね。私、結婚前はラグジュアリーブランドで販売員をしていたんですが、腰痛に悩まされたり体調を崩しがちで…それで、結婚を機に退職したんです」

玲奈は3年前、外資系投資銀行勤務の崇之と結婚。現在は六本木の高級マンションでの生活を満喫しているそうだ。

豊かで自由な専業主婦暮らし。手入れの行き届いた艶々の髪、綺麗なフレンチネイル。

玲奈を眺めていると“勝ち組の女”というワードが自然と頭に浮かんできた。

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