深夜0時の分岐点 Vol.3

「デートするのも面倒」人の粗を探してカリカリしていた女が、優しくなれたワケ

午前0時。
シンデレラの魔法が解け、現実に戻るように…

27歳。
学歴良し、勤め先良しの男女が送る夢のような日々は、27歳で現実を迎える。

様々な選択肢が押し寄せてくる頃。

魔法が解けた時、彼・彼女は一体どんな選択をするのだろうか。

前回は、彼氏に執着することをやめて自分らしくいることを取り戻した菜月を紹介した。今回は…?


午前0時。

「もうこんな時間...」

聡子が数時間ぶりにPCから目を離してフロアを見渡すと、まだ火曜日だというのに、編集部には半分以上の人が残っていた。

こんな生活を続けて早5年。

入社2年目の夏、彼に言われた「聡子は、女の子として強すぎる」という別れの一言。......


この記事へのコメント

Pencilコメントする
No Name
登場人物たちより10歳も上ですが、聡子の姿が自分に重なりました。
人の粗探しして自分が不機嫌になろうが、粗のある相手はどんどん幸せになっているというのに。
最近ようやく(遅すぎるくらいですが)美久の言うことが理解できた気がします。
「ま、いっか」
わかってても、実際受け入れるのはまだ難しいですけどね…いつかいい形で現れたらいいなと。
2020/01/12 07:5899+返信2件
No Name
男性が女性にうんちく語ってくるのはアメリカではマンスプレイニング(man+explaining)って名前がついてて、相手の女性は絶対に自分より無知であるという思い込みの元に行われている一種の性差別行為だと問題視されている。
だからまあ聡子のイライラは聡子だけが感じてるものではないんだろうね。悪気がなかろうと、なんだよね。
2020/01/12 08:0767返信10件
No Name
ドジだの自分が彼氏なら許せないだの言う友達やだな
2020/01/12 07:5842返信2件
もっと見る ( 22 件 )

【深夜0時の分岐点】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo