“仕事”は、給与をもらうための手段。
そう割り切って仕事をしている人も多いのではないだろうか。
倉田梨沙(24)もそのうちの1人。ごくごく普通のOLで、出世欲だってもちろんない。
“最低限”で仕事をこなす、どこにでもいる平凡な女の子でもキャリア女子になれるのか?
◆これまでのあらすじ
仕事にやる気ゼロの梨沙(24)は、若手のエースである加藤晴人から「仕事に向き合うように」とアドバイスをされる。
そのアドバイスに従った梨沙は、初めて仕事で充実感を得ることができ、これからは真剣に仕事に向き合ってみようと決めたのだった。
「…来年は絶対に昇格できるよ!」
「うん…。でも、去年も今年こそは!って期待して頑張ってきたけど上がらなかったし。もう期待なんてしちゃ駄目なんだよ…」
梨沙が、いつものようにコーヒーを淹れにカフェスペースに向かうと、同じ部の女性の先輩二人がなにやら、コソコソと話をして......
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この記事へのコメント
でも風潮として男性が女性にサポート役おしつけがちっていうのも事実だよ、女性の特性というか社会がそうさせてるというよりも。女性のほうが気が効くとかなんとか言ってね。
昔は一般職がやってたサポート業務が、派遣さんには頼めないからって総合職女性にシワ寄せがいってるのをよく見ます。