勝ち組の遠吠え Vol.2

「モテたくて、慶應に入りました」。山口から上京した男が、直面した厳しい現実とは

「最初は東京に戻ってくるための手段でしかなかったんですけど、自分がつくるアプリが大金に変わっていくことが、めちゃくちゃ面白くなっちゃって」

海斗は、アプリ開発は自分の天職だと意気揚々と語る。

「しかもIT社長っていう肩書とお金があると、大学時代には見向きもされなかった美女だちが、ホイホイ寄ってくるようになったんですよ」

鼻息荒くしゃべり終えると、海斗は今日一番の得意気な顔をした。

仕事柄もあり、読者モデルやらインフルエンサーやらとの食事会が絶えないという。中にはプライベートで食事に行く間柄の女性も数人いるようだ。


ところで、アプリ開発の原動力となった友人たちとは、その後交流しているのか尋ねた。

「それが全然構ってくれなくて、めちゃくちゃ寂しいですよ。僕だけ急激にモテるようになっちゃったから、あいつらみんな僕に嫉妬しちゃってるみたいで…。

女の子とのやりとりとか見せたら、“お前、それ......


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