
「ねえお願い、出発前に一回だけ…」男を選ぶか夢を選ぶか、選択を迫られた女が下した決断とは
女にとって、人生で最も幸せなときと言っても過言ではない、“プロポーズから結婚まで”の日々。
そんな最高潮のときに婚約者から「別れ」を切り出された女がいる。
澤村麻友、29歳。
ーさっさと忘れて先に進む?それとも、とことん相手を懲らしめる?
絶望のどん底で、果たして麻友はどちらの選択をするのか?
◆これまでのあらすじ
婚約破棄から数ヶ月が経ち、復職した百貨店での仕事も軌道に乗り始めた麻友。
元婚約者の良輔が心を入れ替えて謝罪してきたことを受け入れるも「やり直したい」という身勝手な願いは突っぱねる。麻友の担当弁護士の吉岡への想いは、確信に変わっていた。
そんなとき、上司の笠井から「社内で一大プロジェクトが始まるらしい」と聞かされ、呼び出されるが…。
会社の休憩室で、麻友は手に取った雑誌を開き、あるページをまじまじと見つめていた。
『20代、ジュエリーが様になる女性への第一歩
―女の子って少し背伸びをするだけで、もっと高いところまで引き上げてもらえると思うんです。
ジュエリーブランド プレス 三原愛さん(24)......
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
婚約破棄の方が「青天の霹靂」感がすごいような気がする。。