妥協婚 Vol.2

「結婚してから、ずっと悶々としています・・・」32歳の妻が、夫に絶対言えない不満とは

「婚約指輪はハリーが良かったのに、それも叶わぬまま。外銀の男性と結婚した友達は1カラット以上の素敵な指輪を貰っているのに……」

そう言いながら、自分の手元に視線を落とす朋美さん。

今日つけているアクサセリーは、結婚前に元彼たちから貰ったものだという。

「26歳の誕生日には素敵なレストランで、カルティエの指輪のプレゼントに大きな薔薇の花束をもらったなぁ、とか思い出してしまって…。あの時の彼と結婚しておけば良かったかな、と一瞬考えてしまったこともあります」

元々ショッピングや外食が大好きだったと言うが、結婚後は、高級レストランはたまにある“ご褒美”となってしまった。

「高いお店へ行きたいとも言いづらいし、向こうはそもそも興味がなくて。今の暮らしは、買い物に行くたびに虚しくなりますね」


「もっとお金持ちと結婚していたら、もっと年収の高い人と結婚していたら……。そんな思いは、永遠に拭いきれないのかも」

高級マンションで悠々自適な暮らしをしている友人宅へ行くと、その思いは一層強くなるそうだ。

「私が稼げば良いのかもしれないけれど、この先自分のお給料が劇的に上がるとは考えられない。だから、これが現実なんでしょうね」

上を見ればキリがない。だが今後子供ができたら、私立へ行かせるのか、公立へ行かせるのかで、周囲の友人たちとの違いは明確になってくる。

「結婚する相手に何を求めるか?それは人それぞれだと思いますが、やっぱり経済力は大事。そうでないと、私のようにずっと悶々とすることになるから」

女性は、結婚によって一気に立場が逆転し、玉の輿というチャンスがある。

その一方で一度結婚してしまうと、自分の“限界”が見えたように感じることもあるという。

「これが、私の限界値。絶世の美女でもない、そこそこの美人。そして何かに秀でているわけでもない。だから年収800万の夫が、私の最大限の市場価値なんです」


経済力という点を“妥協”した、と言う朋美さん。

彼女の葛藤は、様々なライフステージで形を変え、これからもずっと続きそうだ。


▶NEXT:10月15日 火曜更新予定
結婚相手に学歴は必要か?

この記事へのコメント

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No Name
相手に求めるばかりでなく、自分も稼げば良い。
相手からも容姿など、妥協されてるはず。
2019/10/08 05:1499+返信19件
No Name
この人が26歳のときに結婚してもらえなかったこと、納得できる。
2019/10/08 05:1999+返信3件
No Name
そこまで年収にこだわるなら、他は妥協しても年収は妥協すべきではなかったのでは…
この方の求める生活レベルは1000万では足りない気もしますが。
2019/10/08 05:1999+返信9件
No Name
税金あるから800も1000も大して変わらんよ。
資格取るなり転職するなり自分で稼げばいいのに。
2019/10/08 05:1897返信3件
No Name
これは不幸だね。お金に換算しか出来なければ満たされる事はないよ。ご主人はあなたの幸せの為のツールじゃないからね。
2019/10/08 05:4289返信1件
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