“顔”を諦めた妥協婚のリアル
結婚した翌年に、妊娠が発覚。そして出産を経て、現在は女の子のママでもある。
イケメンのDNAに拘っていたはずだが、実際はどうなのだろうか。
「子供が生まれたら、益々相手の顔はどうでも良くなりました。だって自分の子供はどんな顔であれ、無条件に可愛いから」
そう言いながら、幸せそうな家族写真を見せてくれた。
ご主人は目が小さく一重で、鼻も少し低いそうだ。
娘は“残念ながらパパ似(笑)”と言うが、写真に写っている家族3人は、とても幸せそうだった。
「まぁ正直、夫にときめくことは皆無です(笑)イライラしている時、あと喧嘩をした時には、これでイケメンだったら許せたのに・・・と何度思ったことか」
そう笑いながら話す麻衣子さんだが、結婚生活には概ね満足しているという。
「どこかしらは諦めないと、安定した幸せって手に入らないでしょうか?それに今までずっとイケメンと付き合ってきましたが、総じてナルシストで、人の話を聞かない人が多かった気がします(笑)」
けれどもご主人は、麻衣子さんの話をちゃんと聞いてくれる。
「結婚に一番必要なのは、安心感と居心地の良さ。主人の場合、こちらが気を張らずに済むし、楽なんですよね。まぁときめいたり、SNSにあげたくなるような結婚生活ではないのですが・・・」
そう言いながらも、彼女は自身の結婚を振り返って、こんな言葉を残してくれた。
「結婚は、恋愛ではなく生活。“顔”という一番拘っていた条件は妥協したけれど、その条件は捨てて良かったなと思っています」
結婚相手に何を求めるか。
完璧な結婚なんて、ありえない。だからこそどの条件を捨て、どこは譲れないポイントのか。
それを見極めることで、結婚生活の満足度が変わってきそうだ。
▶NEXT:10月8日 火曜更新予定
年収1,000万の夫に対する妥協点とは?
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
東京カレンダーが運営するレストラン予約サービス「グルカレ」でワンランク上の食体験を。
今、日本橋には話題のレストランの続々出店中。デートにおすすめのレストランはこちら!
日本橋デートにおすすめのレストラン
この記事へのコメント
まさにその通り!
顔は慣れるしイライラさせられないけど、
性格あわないとイライラし続けちゃうよ。
私は自分の顔嫌いだけど、
そっくりな娘の顔は
世界一かわいく見えるから不思議(笑)
同じこと言っているのに「イケメンを妥協した」という引き算の要素が入るだけで上から目線がイラっとします。笑
じゃあ自分は非の打ち所がないパーフェクトな人間なわけ?
相手からしたらこんなもんかーって妥協されてるんじゃないの。笑
タイトルからイライラする