2019.09.05
女たちのマッドネス Vol.9–妻たるもの、夫に愛されなくてはいけない−
そんな強迫観念のごとき価値観が今、巷に蔓延しているという。
#旦那様ありがとう
#優しい夫に感謝
SNSには自称・愛され妻の投稿が自慢げに並ぶ。さらには“愛され妻”になる方法をレクチャーする講座まで存在し、悩める妻たちが殺到しているというのだ。
「私も、“愛され妻”になりたい...!」
必死で愛を乞うあまり狂っていく女たち....。狂気が狂気を呼ぶ、その実際を覗いてみよう。
ほんの少し、奥深いところまで–。
「女たちのマッドネス」一挙に全話おさらい!
第1話:“愛され”ブログで人気のセレブ妻。彼女の人生を狂わせた、1つの嘘とは
質問です。女性はどう生きれば、より良い人生を送れるのでしょう?
時代はもう令和だというのに、一向に男女平等が進まないこの国で。
汗水垂らして男性と同じフィールドで働いて、体調が悪かろうが子どもがいようが構わず労働に人生を捧げ、そうしてわずかばかりのお金を得るために働くのが、果たして女性の本当の幸せなのでしょうか?
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第2話:「年収1,000万円ぽっちじゃ満たされない...」愛を失った妻が開けた、パンドラの箱
幸せな結婚の条件って、何だと思いますか?お金でしょうか、愛でしょうか。それとも、お互いの価値観がピタリと合っていること?
夫婦としての体の相性や、子供ができるかできないかも大事ですよね。こうして条件を挙げてみれば、キリがありません。
これらの条件をすべてクリアした夫婦...つまり、お金も十分にあって、お互い愛し愛され性格もぴったり。体の相性も抜群で浮気とは無縁、おまけに子供にも恵まれて…なんていう夫婦が、巷では“理想の夫婦”として持て囃されているわけです。
けれどそんな夫婦、果たしてこの世にどのくらい存在しているのでしょうか?
第2話の続きはこちら
第3話:「最初に証拠を見つけたのは、妊娠中でした...」帰らぬ夫を待つ妻が下した、最後の決断
お恥ずかしいことを白状すると…我が家の夫、本当に女癖が悪くって。
どこの馬の骨とも知らぬ独身の女、同僚や、はたまた他人の奥さんまで...本当に見境がない。
隠しているつもりでしょうけど…色々と真っ黒な証拠を掴んでいるんです、私は。あなたのご家庭はどうですか?ご主人、浮気してます?
え、してない?...うちは100%大丈夫ですって?良いですねぇ、羨ましい。でも、なぜ100%って言い切れるのですか?
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第4話:「どうしたら幸せな結婚ができる...?」婚活中のアラサー女が、愛され妻取材で得た気づき
30歳を過ぎた現在...キャリアに行き詰っているというのが正直なところ。もちろん、そんな状況を打破しようと勉強会などにも参加し、受けたアドバイスはすべて愚直に実行しました。
だけど、全然ダメ。出した企画は「つまらない」とデスクに一蹴されるし、これまでに結果らしい結果を残せていない私の地位は、編集部では最下層です。
そして行き詰まっているのはキャリアだけでなく…恋愛も八方塞がり。前の彼と別れてもう2年が経ちますが、未だに彼氏ができる気配すらありません。
しかしそんな風にくすぶっていた私を大きく変えるきっかけとなったのが...美貌のセレブ妻が書いているらしい「愛され妻・麗子の秘密のサロン」というブログでした。
第4話の続きはこちら
第5話:「君がいないと生きていけない」医師の夫からプレゼント攻撃を受けている、美人妻の闇
ー何、このバカみたいなブログ…?
ママ友の直美ちゃんが最近ハマっているというブログのリンクを教えて貰ったはいいものの、そのあまりのくだらなさに、私は1ページで読むのをやめてしまいました。
リラックスしたユニクロの部屋着でくつろいでいても、夫から愛されている私には全く関係のない話です。
というか、私がブログを書いた方が絶対にもっとマシなものが書けるはずですよ。ね、ユニクロの部屋着でも愛されている私の話、聞きたくありません?
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第6話:「愛されることは、諦めた」壮絶な離婚を経験し、悩める妻たちの救世主となった女の過去
しかし世の中の女性というのは、京香も含め、どうしてこうも「夫から愛されたい」と願う女性ばかりなのでしょうか?
よくよく考えてもご覧なさい。「愛される」なんて、他人軸すぎません?
他人の言動や行動をもってして自分の価値を決めてしまうなんて...随分危険な考えだわ。
ですが私にだって、そんな彼女たちの気持ちがわからないわけではありません。その理由を、今からお話ししますね。
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第7話:「もう3ヶ月、夫に触れられてない…」必死で愛を取り戻そうとした妻が、夫から言われた衝撃の一言
あまり深く考えすぎるのはやめようと自らに言い聞かせ、日々をやり過ごしていました。だけどそうしているうちにさらに3ヶ月が経過。つまり、半年間“何もない”のです。
しかも、夫の日頃の態度もそっけなく、明らかに前より冷たくなった気がします。
—これは、愛が冷めてしまったということなの…?
私はどんどん不安に駆られていきました。このまま放置しておいたら、親友みたいに取り返しのつかないことになってしまう。そうなる前に、夫の愛を取り戻さなくては。そこで私は、立ち上がったのでした。
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第8話:「若い女に目移りしたの…?」夫への不信感から、証拠集めを始めてしまった妻の末路
私のお給料で何を買おうが、私の勝手じゃないですか?…でもきっと、私が彼より多く稼いでいるのが面白くないのでしょうね。
器の小さな男だと言えばそれまでです。だけど私は、彼を失いたくなかった。ですからアッサリと退職を決意しました。
これで全てがうまくいくはず。そう思っていましたが…。一体、どこで歯車が狂ってしまったのでしょうか。
第8話の続きはこちら
【女たちのマッドネス】の記事一覧
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「うちの嫁、不美人なんだよね」妻を友人と嘲笑していた夫。真実を知った女の行動とは
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Vol.7
「もう3ヶ月、夫に触れられてない…」必死で愛を取り戻そうとした妻が、夫から言われた衝撃の一言
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