男女の賞味期限 Vol.5

「ランチに行くね」妻の言葉に巧妙に隠された、夫の知らない重大な秘密

男と女の賞味期限3年説。

それが真実なら、夫婦が永遠に“男女”でいることは難しいだろう。

男女としての関係が終わりかけた夫婦はその時、どんな決断をするのだろうか。

◆これまでのあらすじ

女と外で遊ぶことは、夫婦として上手くやっていくためという翔一。価値観のズレに落ち込む真希の元に届いたのは…?

▶前回:「夫婦関係をキープするためなんだ」妻を凍り付かせた、エリート夫の異常な行動


翔一が出かけた後のリビング。

真希は、コーヒーを飲みながらスマホで、あることを検索していた。

“夫が、妻を女として見られなくなった理由”

関連する記事を、上から順にチェックしていく。

「太って体型が変わった」「恥じらいがなくなった」「化粧が雑、服装がだらしない」

そこには、夫達の言い分がずらずらと並んでいた。

−随分、言いたい放題じゃない。そういうあなた達はどうなのよ?

言い返してやりたい気持ちをグッと堪える。だが、これが世の男達の妻への本音なのだろう。

それにしても、と真希は首をかしげた。自分に関して言えば、何ひとつ当てはまらない。

トレーニングで体型は維持しているし、どこに出掛ける訳でなくても、化粧は欠かさない。服装だって、独身時代と変わらないような服を着ている。

下着だって、ヨレヨレのくだびれたものなんて絶対につけない。

ひとつくらい当てはまるものがあれば、反省のしようもあるというのに。なんの参考にもならない記事ばかりだった。

時間の無駄だったとスマホを置こうとして、真希は思い直し、ふたたび画面をタップする。

「それよりも、アレはどうしよう…」

真希は、あるメッセージを開いた。

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