2019.07.17
教えたくない秘密のグルメ Vol.17今回は、誰もが訪れたいと憧れるフレンチレストラン『ル・ブルギニオン』に動画で潜入!
一度訪れれば、誰もがその料理の美味しさと心地よい雰囲気の虜となる名店の魅力を余すところなくお伝えしよう。
ブルゴーニュの風を感じる心華やぐ秀逸な料理の数々『ル・ブルギニオン』
六本木駅から徒歩約8分のところに名店『ル・ブルギニオン』はある。
日常から一気に非日常の贅沢な空間にトリップさせてくれるのは、門から店の扉までの道に広がる美しいガーデン。
一歩店内へと入れば、洗練されたフレンチレストランの佇まいの中に、どこか訪れる人全ての心を和ませてくれるような温かみのある雰囲気が漂っている。
『ル・ブルギニオン』のオーナーシェフ・菊地美升氏は、20歳からフレンチの道に入り、25歳でフランスへ。
ブルゴーニュ、モンペリエ、イタリアのフィレンツェなどで修業を重ね帰国。青山の『アンフォール』を経て独立。2000年に『ル・ブルギニオン』をオープンした。
彼が作り出す料理の美味しさは、一度訪れた誰をも魅了し続けている。
席に付くと、まずはオープン当初から提供を続けている「グジュール」が運ばれてくる。
グリュイエールチーズを練り込んだシュー生地で、ブルゴーニュ地方の郷土料理「ジャンポン・ペルシエ」をイメージして、塩漬けの豚肉やパセリを使い作り上げたジューシーな具をサンド。
温かなシュー生地からジュワリと滴る肉の旨みが堪らず、これから供される料理への期待がさらに高まっていく。
続いては人気の「人参のムースとコンソメのジュレ うに添え」をオーダー。
人参をゆっくりとバターで炒めて、柔らかく練った所に水を入れて煮る。その後、もう一度牛乳で煮つめていき、最後にミキサーにかけて生クリームを合わせて完成する人参のムースは、クリーミーで優しい甘みが堪らない。
そして、コンソメジュレ、うにがムースのまろやかな口当たりに寄り添い、優しく美味しさを伝えていく感覚は、ここでしか味わえない絶品体験といえるだろう。
冷たい前菜からもう一品おすすめしたいのが「毛ガニと茄子とアヴォカドのミルフィーユ仕立て」。
素揚げして後、シェリービネガーでマリネした茄子を重ね、その間には毛ガニとアヴォカドを和えたものを茄子でサンド。
ナイフを入れて、バルサミコソースを付けながら全ての食材を一気に口に運べば、爽やかな美味しさが駆け抜けていく。
夏になると提供を開始する「アユのリゾット クレソン添え」も、ファンの多い一品のひとつ。
この時期になるとこれを食べるために『ル・ブルギニオン』を訪れるという人も多いという。
カリッと香ばしく焼き上げられたアユの下に潜むのは、十五穀米とパルメザンチーズを和えたリゾット。
添えられた、クレソンやすだちを使って作る繊細な泡、少しウォッカを加えたキュウリのピュレと和えたキュウリも、アユの味わいをより一層引き立てる名脇役。
口に運べば、夏の訪れを感じられる一皿である。
内臓系の肉料理を得意とする菊池シェフ。この日のメインにご用意いただいたのは「牛ハツのロースト 粒マスタード添え」だ。
絶妙な火加減の元、オリーブオイルでゆっくりとローストして作り上げた鮮やかなロゼ色をたたえてテーブルへと運ばれてくる、美しい一皿は間違いなく万人の食欲をそそるに違いない。
料理を通して今のフランスを感じてもらえるようにと、毎年2週間ほど渡仏して腕を磨き続けている菊地シェフ。
そこで学んだ味付けや盛り付けを、日本人としての感性を大切にしながらアレンジし供される日本の食材を駆使した一皿は、軽やかで且つ繊細。
名店『ル・ブルギニオン』を訪れ、夏の訪れを感じる料理を味わうひと時を過ごしてみてはいかがだろう?
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事で紹介したお店
ル・ブルギニオン
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