東京で1人暮らしを始める際、家賃の高さに目を疑う人も多いのではないだろうか?
特に23区の人気エリアでは、狭い1Kでも10万円を超えることはザラ。まだ収入の低い20代の若者たちの中には、“実家暮らし”を選択する者も少なくない。
家賃がかからない分可処分所得が多くなり、その分自分の好きなことにお金を使えることは、大きなメリットだ。
大手総合商社で働く一ノ瀬遥(28)もそのうちの一人。
仕事は完璧、また収入の大半をファッションや美容に投資できる彼女はいつも隙なく美しく、皆の憧れの的。最近は新しい彼氏もでき、全てが順風満帆…のはずだったが!?
両親からの許しを得て、一緒に暮らすことになった遥と圭介。
最初はウキウキの同棲生活だったが、暮らしが思い通りにならない苛立ちから、遥と圭介の間には目を背けられない溝が出来はじめて…!?
親友・みなみの思い
「彼の好きなところに、自信が持てなくなった?」
みなみは遥からのSOSを受け、『南青山 エッセンス』に来ていた。目の前にいる親友が分かりやすく焦燥しているのを見て、みなみは困惑する。
―遥がこんな弱音吐くなんて、よっぽどなのかも…。
同棲を始めたという報告を受けた時......
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この記事へのコメント
文句言わず代わりに家事してくれてるのに、それに対して感謝できるキャパがないのは圭介の方。