「僕の彼女は、女優です」 Vol.1

「僕の彼女は、女優です」:女優とIT社長の出会いは、六本木の食事会。“普通じゃない恋”が始まった夜

—芸能人。

それは選ばれし一部の人しかなれない、煌びやかな世界で生きる人たちのこと。

東京という街は、時に芸能人と出会うチャンスに溢れている。

テレビの中の人物が、ある日突然、レストランで隣の席に座っていることもある。

東京には、夢が溢れている。ドラマのような出会いが、実際にある。


IT社長として財を成した中澤隼人(35歳)も、そんなドラマのような体験をした一人。

平凡な毎日が、今をときめく女優・悠美(ゆうみ)と出会い、大きく変わり始める・・・


きっと、誰もが一度は経験があるだろう。テレビの向こう側の芸能人に、恋をしたことが。

でも僕のような人間には、芸能人というのは一生縁のない人種だと思っていた。

ではもし、テレビの向こう側にいた“憧れ”の存在が、ある日突然目の前に現れたら、どうなるのだろうか・・・?





—隼人、来週水曜空いてる?


同じIT畑出身で、経営者の先輩でもある弘人先輩からのLINEに、僕は“空いてます”と短く返信を打つ。

IT業界はドライだと思われているかもしれないが、実際はその真逆である。

どこの投資家から資金調達したかなどで派閥が分かれているし、意外にも先輩後輩の縦社会がしっかりと存在する。

—また食事会の誘いか何かだろうなぁ。

少しだけ有名なwebサイトを持っていた僕は、そのサイトの名が売れるのに比例して、食事会の人数合わせに呼ばれることが多くなっていた。

今はもうそのサイトは売って新規事業を手がけているため、その準備をしたい気持ちがある。だが、そんな気持ちを抑えて僕は、誘われた食事会に参加したのだ。

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