2019.01.11
気分の上がる、艶やかビストロ Vol.7
デートにおいて、恵比寿という選択肢は鉄板中の鉄板。だからこそ、お店選びでしっかり差をつけたい。
今回紹介する『ル キャトルズ』なら、立地もお店の雰囲気も抜群。
たとえば、「友人からの紹介」で女性を紹介してもらった、この男性は彼女との初デートの際に、選択肢のひとつとしてこのお店を提示。
見事、ここから新しい恋をスタートさせたようだ。
では、このお店の魅力とは? 早速、紐解いていこう。
正統派ビストロを賢く使うなら、親密度を高めるペアリングで。
『Le Quatorze』
飲食店もまばらな恵比寿の裏通り、以前、伝説の老舗ビストロがあった場所といえば、思い当たる向きも多いだろう。昔の佇まいはそのままに、今年の6月にリニューアルオープンした。
目指すは、流行りのネオビストロではなく、「1920年代、古き良きエコール・ド・パリの時代に、世界中のアーティストや文豪が集まっていたといわれるパリ14区のビストロの空気感です」とは、マネージャーの樋野光紀さん。
その言葉通り、パリの街角で見つけたオーセンティックなビストロの如き佇まいには、彼女も目を輝かせるに違いない。
壁には往時のパリの写真やミシェル・ドラクロアのシルクスクリーンが飾られ、本場さながらの空気感に包まれる。手書きの黒板には、正統派ビストロ料理がズラリ。
ひと皿をガツンといただくのがビストロの流儀だが、少しずつ色々食べたいふたりには、¥6,000のコースにペアリング¥2,000(スパークリング、赤、白)のオーダーがおすすめ。
青山や表参道の名店などで腕を振るってきた、ベテランの常盤智徳シェフによる、実直な料理を楽しもう。
料理に合わせたワインもペアリングされているゆえ、あれこれ迷うことなく、心置きなくふたりの会話を楽しめる。メインは「牛リブロースのステーキ」。
ここでは、アンガス牛のリブロースを使用。150gとボリュームも満点。肉汁とオリーブオイルのソースでシンプルに仕上げているため、肉本来の味をダイレクトに味わえる。しっかりと噛み締める美味しさだ。ぜひ、自然派の赤ワインと合わせたい。
シンプルだからこそ、本質的。誠実で真っすぐな料理だからこそ、自身の真摯な姿勢も伝えられるはずだ。
■ふたりで2万いかないぐらいが丁度いい!
コース×2 ¥12,000
ワインペアリング
(スパークリング、赤、白)×2 ¥4,000
アルマニャック×2 ¥3,600
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 ¥19,600
Photos/Ryoma Yagi, Text/Keiko Moriwaki
大人も「初デート」は浮足立つ!
⇒アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。
⇒紙版をお求めの方はこちらから
※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事へのコメント