大人が大勢あつまるホームパーティでは、それぞれが選りすぐりの品を持ち寄って楽しむ、というシーンも多い。そんなときこそ、その人のセンスが試されるというもの。特にピンからキリまであるワインなんて、その選び方は難しい。
そこで、ワインジャーナリスト・柳忠之氏に、必ず喜ばれるであろう一本を教えてもらう!
Q.年末年始に増えるホームパーティ。高級、希少というだけではなくて、粋だなと思ってもらえるワインとは?
柳「う〜、さぶ。今日は底冷えだね。」
――もう暮れですからね。今年も残すところあとわずか。柳さんは年末年始をどう過ごされるんですか?
柳「なんだか知らないけど、あれこれ飲み会の誘いが多くて、ほぼ毎晩飲み歩くことになりそうだよ。クラリン(編集担当の嵩倉)は?」
――じつは私もなんですよ。
柳「アセトアルデヒド脱水素酵素が、20代一般女性とはケタ違いのクラリンなら問題なさそうだ。」
――えっ?
柳「二日酔いになりにくい体質、つまり酒豪ってこと。」
――それはまあ、たしかにそうなんで、否定はしません……(汗)。あっ、そうそう、今晩も一件、学生時代からの先輩のお家で、ホームパーティがあるんですよ。ワインに詳しい先輩方も来るから、「おっ、さすがは東カレの編集者!」って言われるような一本持って行きたいんですけど、何かおすすめありますか?
持ち寄りのパーティなら、ワインとフードはペアリングで
柳「ホムパか〜。何かテーマはあるの? 餃子パーティとかジビエ三昧とか?」
――う〜ん、とくに聞いてないですけど、去年は鍋パーティでした。
柳「鍋ね〜。鍋もシンプルな鶏の水炊きと味噌仕立ての牡蠣の土手鍋とじゃ、選ぶべきワインは当然違ってくるからな。たとえば水炊きなら断然白だし、......
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