デスパレートな2人 Vol.6

29歳の誕生日にプロポーズを予感した、甘い夜。しかし決定的な亀裂が2人に入った意外過ぎる理由

―社内恋愛―

会社員なら誰しもが一度は経験するであろう、秘密の恋。

毎日会えて、仕事のことも分かりあえる。もしかしたら普通の恋より、濃密な関係が築けるのかもしれない。

しかし…。

時にその濃密過ぎる関係が、残酷にも2人を切り裂くきっかけにもなりうる。

これは、ある会社で起こったリアルな“社内恋愛の悲哀”であるー。

同じIT企業で勤務する、総務部吉田結衣(28)営業部エースで効率重視の斎藤健(32)。

結衣は健に告白され、交際がスタート。付き合って1ヶ月してすぐ、効率的に会うためにと同棲をはじめる。

一方会社では、株主総会で会長が修正動議を起こし、新社長として就任する。その後の飲み会で、結衣は旧社長松島の熱い想いに心打たれると共に、新社長野村への反抗心がどんどん育っていった。


結衣が帰宅すると、23時前という時間には珍しく健が帰宅していた。

既にお風呂も済ましているようで、ソファでスマホを見ながらくつろいでいる。

「ただいま。今日は早かったのね。」

日付が変わる前に健の姿を見たのは、いつぶりだろう。思わず少しトゲのある言い方になってしまっ......


この記事へのコメント

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No Name
自分からベッドで会社の話振らなきゃにいいのに。
同じ会社以外、共通の趣味も話題もないのにプロポーズ期待するとか意味不明。
2018/08/28 05:4299+返信4件
No Name
この話悪い意味で展開が早いし誰にも感情移入できないし、読者は置いてきぼりになる感じですよね。。
2018/08/28 05:2199+返信1件
No Name
自分の嫌いな人に恋人が心酔してるってイヤだろうな。
2018/08/28 05:2399+返信1件
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