※こちらの店舗は現在移転し、『澄まし処 お料理 ふくぼく』に店名を変更されております。
掲載情報は移転・店名変更前の情報です。詳しくは下記レストランページをご確認ください。
たまに、無性にこんな澄んだラーメンが食べたくなる時がある。
美しく透きとおったスープに、麺と柚子のみというビジュアルがたまらない!
シンプルでありながら深い旨味が後を引き、訪れる人を虜にする『澄まし麺 ふくぼく』を動画で紹介しよう。
出汁と塩のみで作り出す深い味わいと美しさに唸る
まずは『澄まし麺 ふくぼく』イチ押しの「澄まし麺」から、そのこだわりを紹介していこう。
出汁はシンプルに北海道産の真昆布と静岡県焼津産の鰹、香川県産のいりこを使用。
昆布といりこを弱火で1時間程出汁をとり、その後、削りたての本枯節鰹節を入れる。11:30の開店時間に合わせて、出汁ひき一番出汁だけを提供。味付けは塩のみだ。
この一点の曇りもない澄んだ出汁は、そのままひとくち味わってほしい。
続いては、管野製麺から仕入れる中華麺とのマッチングにも注目だ。
国産小麦粉の産地や粉の挽き方、細さ、弾力など全てを計算し尽くし、現在の形に辿り付いた麺。わずか45秒で茹で上がる細麺で、繊細ながらもしっかりと歯ごたえも感じられる。
こだわり抜いただけあり、澄んだ出汁に中華麺の素朴な美味しさが恐ろしいほど合う!
続いて紹介するのは「醤油かけ麺」。こちらにはスープはなく、麺のみを醤油と胡麻油のみ味付けしたものである。そのためダイレクトに麺の美味しさを味わうことができる。
もちろん「澄まし麺」で使用している麺とは異なり、モチモチとした食感とツルッとした喉越しの太麺に仕上げられている。
噛むほどに小麦の味と香りが広がり、まろやかな天然の甘みが活きた特製醤油と丁寧に作られたごま油という2つの名脇役がしっかりと、味を支えている。
夏季限定で提供される「涼し麺」(並盛750円)も絶品。
上品な出汁の味わいを纏った細麺は、すするほどにその美味しさを増していく。
全ての麺には葱と八丈島産の地海苔が付き、テーブルには5種の薬味が用意されている。これは、味変を楽しまなければもったいない。
もうひとつの名物「鴨だしご飯」も美味。昆布、鰹、鴨でとった出汁にお米、ごぼう、人参、干しシイタケ、鴨そぼろ、そして隠し味に鴨油も一緒にいれて炊き込む。
麺との相性も抜群で、半分はそのまま食べ、残りは「澄まし麺」のスープをちょい足ししながら食べても美味しい。
実は同店、神楽坂での営業は8/31(金)まで。9/13(木)には六本木ヒルズ5階にて『澄まし処 ふくぼく』としてパワーアップして登場予定。
神楽坂でこの味わいを楽しめるのはあとわずか。こってり濃厚な麺に食べ疲れているならば、ぜひこの店を訪れて“本物”を体感してほしい!
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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東京じゃないけど。