
「年のわりに綺麗じゃん」。働き始めた生粋のお嬢様を襲う、美しい同僚たちからの辛辣な言葉
深窓の令嬢が、超リッチな男と結婚。
それは社会の上澄みと呼ばれる彼らの、ありふれた結婚物語。
有馬紅子(ありま・べにこ)もそんな物語の一人として17年間幸せに暮らしてきた。
しかし突然、夫・貴秋が若い女と駆け落ち同然で家を出てしまい、紅子のプライドは消えかける。だが生粋のお嬢様は、そんなことで負けたりしない。
17歳の一人息子・秋雅に反対されながらも離婚を決意し、就職先を探して新たな一歩を踏み出す。そして就職先で昔馴染みで自分を慕ってくれていた、涼子と再会する。
「社会経験、ほぼゼロ」。有閑マダムのレールから強制的に外された女・有馬紅子のどん底からの這い上がり人生に迫る。
「Oh gosh…やっぱり俺の寄宿舎の部屋より狭いじゃん」
西条さんに手伝ってもらい、月城家から運び込んだ荷物を整理し始めたところで、秋雅が冷やかしにやって来た。
「1LDK…っていうか、1DKか。紅子さん、本当に大丈夫なの?キッチンの香りがそのままベッドに来るんだよ?」......
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この記事へのコメント
家賃11万で手取り28万なんて恵まれてるけど笑
息子がまともに育ってていいよね
これからどうなるのか。応援してまーす!
秋雅のアドバイス?を素直に聞いて、帰りにコンビニでビールを買う紅子さん可愛いですね❣️
頑張れー‼︎
外商の担当者って、派手過ぎない、腰低過ぎない、押し強過ぎない、バランス良い人多いから、小河さんもそのタイプなんでしょうね。お客様が主役かー、勉強になります!