塊肉にしか出せないパンチのある味
『MUNCH'S BURGER SHACK』
@芝公園
トランプ大統領が絶賛し、バーガーマニアにもお馴染みの店。
アメリカン・ビーフを仕入れる際は、メーカーや工場も指定するというこだわりよう。
パティは、きめ細かく旨みの濃いチャックアイロールを使用。ミンチに挽かず、包丁で切った塊肉だけで成形している。
写真は、モッツァレラとチェダーの2種がのった「ダブルチーズバーガー(¥1,800)」。
合計270gものWパティをかじると、カリカリの焼き目にハニーマスタードがからみ、パンチのある味わい。
そして、中はやわらかいスムースな食感で、肉汁が溢れる。外はカリッ、中はジュワを体感できる。
粗挽きと塊肉のミックスが生む、絶妙食感
『CaSTLe ROCK』
@新宿三丁目
NYで10年間修業したオーナーの穂積さんがたどり着いたのは、手切り塊肉と粗挽き肉をミックスしたアメリカン・ビーフのパティ。
旨みの強いチャックアイロールのみを使用し、ステーキ食感とハンバーグ食感が1つのハンバーガーで楽しめる。
さらに、溶岩グリルで燻された香りもたまらない。
こちらは、チリとアボカド、サワークリームが入った「メキシカンバーガー(2L/¥2,150)」。
2Lサイズで注文すると、バンズからはみ出す約230gのパティで提供。こちらはステーキでも使えるグレードを使用している。
チリソースの辛さは控えめで、全体で食すとサルサ風味の味わい。肉のガツンとした旨さが、爽やかにさっぱりといただける。
粗挽きと塊肉、異なる食感が生む絶妙な味と香りを、ぜひ特大サイズで味わってほしい。
ステーキ屋が作る期間限定の一品
『CHACO'S』
@福生
米軍基地至近の同店が提案するのは“ステーキ屋のハンバーガー”。
こちらが2ヶ月間限定(〜9月21日)で提供するのは、ブリオッシュ生地のバンズも美味な「チャコズワイルドチョップバーガー(¥1,780)」。
パティには、ステーキで提供するアメリカン・ビーフの肩ロース肉を贅沢に使用。
「アメリカン・ビーフは脂ノリのバランスと赤身の柔らかさが魅力。クセがなく、バンズとも相性がいい」と、シェフの澁谷竜彦さん
塊肉をスパイスで味付けし粗挽きに。スチームで軽く火を入れ脂を保ちながら炭火で表面を焼き、カリッとした食感に仕上げている。
噛んだ瞬間、パティの香ばしさと粗めのチョップの噛み応えに、バンズのバターの香りがふわり。ステーキ屋の技を詰め込んだ逸品だ。