婚活モンスター Vol.4

週3回お食事会に行くのに「出会いがない」と嘆く婚活モンスター。結婚相手の理想の条件“4K”とは

東京の至るところで目撃される、婚活モンスター。

他をも圧倒するほどのこだわり。

時としてそれは、人をモンスターに仕立て上げる。

結婚へのこだわりが強いばかりに、モンスターと化してしまう、婚活中の女たち。

あなたのまわりにも、こんなモンスターがいないだろうか…?

前回は、「素直さ」を勘違いしてしまった麻友を紹介した。さて、今週のモンスターは…?


「結婚おめでとー!!」

華やかなドレスを纏った女性たちがシャンパングラスで乾杯し、新郎新婦を羨ましそうに見つめている。

「いいな〜交際1年でプロポーズ。私もあやかりたい」

「あなたは彼氏が居るから良いでしょう。私はまずそこから始めないと…出会いはサッパリ無いし、気が遠くなるなあ。でもまさかあのユキが27歳で結婚とはね…」

美琴は、新婦・ユキのドレス姿を惚れ惚れと眺めながら呟いた。

美琴とユキは、大学の同級生だ。ユキは、26才の時に4歳年上の彼と出会い、1年の交際を経て結婚した。

彼女は生まれ持ったその容姿のおかげで、学生時代から人気があった。

決まった男性は居なかったが、年上にも可愛がられ毎日のように食事に連れて行ってもらっていたユキ。年上の彼らが連れて行ってくれるレストランは全て一流で、時にはブランド品を貰う事もあったようだ。

派手な生活をしている彼女のことを、周囲の同級生は当然快く思っていなかったし、「生涯遊んで独身だろうね」と陰口を叩く人も居た。

そんなユキが結婚。誰もが想像していなかったことだ。

結婚式後日、美琴は改めてユキにLINEをした。

—ユキ、改めておめでとう!ウェディングドレス姿、本当に綺麗だったよ。時間ある時お茶でもしようね。

巷で「生涯独身だろう」と囁かれていたユキに先を越されるとはまさか思っておらず、美琴は腑に落ちないでいる。

それで、“どうして彼女が結婚できたのか”その答えが欲しく、美琴はユキに連絡をしたのだ。

—結婚式に来てくれてありがとう!色々と急な報告になっちゃってごめんね。ゆっくりお茶でもしながら話したい!来週土曜はどうかな?

早速ユキから返信があり、こうして二人は東京ミッドタウン日比谷の『ドローイングハウス・オブ・ヒビヤ』でランチをすることになったのだった。

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