
モツ入りスープに絡みまくる極細麵が止まらない!台湾の庶民の味、麺線とは?
米粉ビーフンに鶏ガラの旨みがぎゅっ!
『ビーフン東』の五目・一人前・焼き(ランチ)
駅から徒歩0分の新橋駅前ビルに、かの池波正太郎も愛したという歴史あるビーフン専門店がある。昭和26年、新橋に〝阿津満〞の名でオープン。昭和41年から現ビルに入り、今ではビルで最も老舗となった。
台南で日本料理店を営んでいた先代が、戦後まもなく日本ではまだ知名度の低かった、ビーフンに目をつけた。
ビーフンメニューは並・五目・蟹玉と3種類、サイズは小盛・一人前・大盛があり、焼きかスープを選ぶシステム。本来のあっさり味にも旨みはあるが、卓上の自家製にんにく醤油をかけて、自分好みの濃さに調整するのもいい。
鶏ガラ出汁のスープビーフンにふわっふわの卵が乗った「蟹玉」も、人気の一品。
「まだ学生だったころに初めて足を踏み入れました。ビルの中には沢山の呑み屋やマッサージ屋などがひしめき、こんな世界があるのか!と刺激的でした」と感慨深そうな雄飛さん。
エネルギーを蓄えたいお昼時には大盛・焼き、夕方飲んだあとの軽い〆にはスープビーフン。そんな使い分けができるのもいい。
リピ率90%のちまきはなんと250g!豚肉、うずらの卵などの具がごろごろ入っていて、食べ応えは抜群。
「バーツアン(ちまき)も大好物で、必ず持ち帰る定番です」と話す雄飛さん同様、「バーツァン」をお土産にする客はとても多い。
唯一無二のビーフン専門店は、店を出てからも美味しい楽しみが続くのだ。
いつもと違う「上質な新橋」を大人は知っておくべき!
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