
モツ入りスープに絡みまくる極細麵が止まらない!台湾の庶民の味、麺線とは?
連日新橋のサラリーマンで賑わう店から、食通ミュージシャンで知られる、小宮山雄飛さんもハマっているという絶品麺をご紹介。実はどちらも台湾発祥。その美味しさのルーツに迫る!
出汁の効いたとろみスープに絡む細麺がクセになる!
『台湾麺線』の麺線セット(魯肉飯付き)
新橋の駅前の雑踏から、御成門方向に徒歩10分ほどいけば、オフィス街の雰囲気も少し静かになる。この知る人ぞ知るエリアにあるのが、台湾麺線の専門店だ。
日本ではほとんど見かけない麺料理だが、台湾の庶民の味として親しまれている。大阪でいうたこ焼きのようなソウルフードだという。
「コシのある麺も好きですが、麺線は胃が疲れたときにもすっと入るお粥に近い感覚の柔い麺です。」と話す雄飛さん。確かに素麺のように細く、鰹出汁の優しい味わいは、飲んだ後の〆にもぴったりだ。
麺線以外にも、一品料理が楽しいのも魅力のひとつ。自家製麻辣のスープで、鴨血と臭豆腐を煮込んだ「麻辣臭豆腐」は、ピリ辛でビールが進む。
「台湾では、麺線をレンゲのみで食べるのが一般的なんですよ」と雄飛さん。この店もレンゲで食べるスタイルで、本場さながらの空気が流れている。
「臭豆腐って食べたことない…」と不安な初心者でも食べやすいのが、この揚げタイプ。サイドの台湾黒酢や、自家製辣油をかけてアレンジするのも通。
夜に訪れた際は、臭豆腐など攻めの一品と共に、お酒も楽しみたくなる一軒だ。
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