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オトナの恋愛論~宿題編~ Vol.1

2対2の初対面。モテ男ではなく、俺にだけ美女から連絡が来たのはナゼ?

私たちはこれまでに散々、LINEデートのHow toを学んできた。

しかし、LINEやデートに漕ぎ着けるまでに、まずは“出会い”という最初の関門が待ち受けていることを忘れてはいないだろうか。

初対面であんなに盛り上がったはずなのに、LINEは既読スルー。仮に返事が来たとしても、いつまでたっても前に進まない。そんな経験、無いだろうか?

“出会い”を次のステップに繋げる方法を学ぶため、あなたに宿題を出していこう。

さて、今週の宿題は?


僕が、沙奈とリナに出会ったのは、同期の俊明と六本木『R2 SUPPERCLUB』で飲んでいた時だった。

1軒目で食事は済ませており、軽く飲むつもりでそこに寄ったのだが、気がつけば夜は更けていた。

「どうする?もう一杯だけ飲む?」

そう二人で相談している時だった。急に、俊明が僕の肘を突いてきたのだ。

「弘人、あの二人どう思う?可愛くない?」

俊明の視線の先には、女子二人組がいる。彼女たちは店内でも目立っていた。

一人は、綺麗な脚が目立つミニスカートに今時の目鼻立ち。トップスはタイトなものを着ており、そのスタイルの良さは目を引いた。

そしてもう一人は、黒髪で大人しそうな雰囲気。そんな対照的な二人だった。

「話しかけてみようぜ。どうせ男待ちだろう」

ノリノリの俊明に対し、僕は大きくため息をつきながらしぶしぶ後を追う。

「また、いつものが始まったよ」

毎回俊明は、可愛い子がいるとすぐに話しかけに行く。

それに付き合わされるのも悪くはないけれど、人見知りの僕はさほど乗り気でもなかった。

しかしこのあと迂闊にも、そのうちの一人に心奪われることになるのだ。

この記事へのコメント

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No Name
手相って単なる下心しかなくて嫌。
あと、地味な女友達をちゃんとフォローしてくれるか無視するかって、女性はよく見てる。
2018/04/28 05:4999+Comment Icon2
No Name
貧乏くじとかアタリはリナとか、言われたい放題の沙奈が不憫すぎる
2018/04/28 07:1999+Comment Icon2
No Name
宿題2
弘人が好みのタイプのイケメンだった
2018/04/28 06:4573Comment Icon12
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オトナの恋愛論~宿題編~

私たちはこれまでに散々、LINEやデートのHow toを学んできた。

しかし、やっとの思いでLINEやデートに漕ぎ着けても、失敗の可能性は常につきまとうのだ。

あんなに盛り上がったはずなのに、突然の既読スルーに予期せぬ別れ。 恋人同士になれたかと思ったのに、いつまでたっても一進一退を繰り返す関係性。そんな経験、無いだろうか?

男女の関係を次に繋げる方法を学ぶため、あなたに宿題を出していこう。

さて、今週の宿題は?

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