ハレの日向け フレンチ・高級店 Vol.7

おまかせコースは10皿で5,500円!女子が手放しで喜ぶ恵比寿の最強デート店はココだ!

いま恵比寿で、勝負デートをするならこんなお店がいい! 恵比寿西口の五叉路近くにある『セルサルサーレ』は、イタリアンでありながら、既視感のない料理が続々と登場する!

驚きのプレゼンテーションが満載のこのお店の魅力とは!?


コスパ最強なコースは、予測不能な料理の連続!味を想像しながら、会話も弾む。
『Sel Sal Sale』


昨年5月に三宿から恵比寿に移転するや、瞬く間に話題を呼んだイタリアン『セルサルサーレ』。一見するとカフェのような外観だが、入店し、1品目が出ると度肝を抜かれる人が多数。

店名の『セルサルサーレ』は「セル(フランス語)」「サル(スペイン語)」「サーレ(イタリア語)」でいずれも“塩”を意味する。それだけ、こだわりがあるという証明といえる。

1品目の冷たいカッペリーニは、こんなスタイルでサーヴ。楽しいトークは一瞬だけ中断!彼女の笑顔を見つめながら、ひと口でパクッと

おまかせコースは、10皿で5,500円。ということは、単純計算で550円/1皿(実に野暮な計算だけれど)!

にもかかわらず、ひと皿ごとに凝ったプレゼンテーションで登場するのだから、恵比寿デートにこれほど相応しいイタリアンは、ちょっと見当たらない。

「春菊のリゾット」は、自家製の猪ベーコンやタラの芽のソテーを添えて。グレープフルーツオイルで苦味と華やかさをプラス

そこには「人生の節目で一度しか来ていただけない高級店よりも、手頃な価格帯で季節ごとに来てもらえる店を作りたい」というシェフ・濱口昌大氏の思いが込められているが、もちろん食材には一切の妥協なし。

野菜や海産物のほとんどは、信頼できる生産者から直送。例えば、春菊のリゾットには喜界島で採れる「長命草」という希少な植物を添えるなど、工夫を凝らす。

「からすみ大根」にインスピレーションを得て、自家製のからすみを使ったポタージュ。切り干し大根やつぶ貝の食感も楽しい

ほかにも、埼玉で作られている珍しい国産生ハムや自家製のからすみなどを使う姿勢からは「作り手の顔が見える素材や、自分の手で作ったものでもてなしたい」という熱意とホスピタリティを感じる。

訪れるたびに笑顔をもたらす10皿に出会えるから、何度も訪れてもマンネリ知らず。関係は深めても常にフレッシュな気持ちで、という教訓に違いない。

国産生ハムを使った茶碗蒸しのような、心がホッとする一品

「サワラの低温調理 スープ・ド・ポワソンのソースとポワヴル・ティミュと共に」

季節で変わるパスタも人気が高い

「黒毛和牛のイチボのロースト ソースペリグー インカの目覚めのスモークマッシュポテトと羽生市で育ったラディッキオ、グラナパダーノソース」

Photos/Hisashi Okamoto, Text/Haruka Koishihara

恵比寿依存は高まるばかり!

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この記事へのコメント

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田舎者
イタリアンでありながら、懐石料理みたいですね。満足度の高そうな10品ですね。
2018/04/18 18:503

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