ハレの日向け フレンチ・高級店 Vol.4

知ってるけど行けてない率No'1! 『ロブション』に潜入したらやっぱり最高峰のレストランだった!


また、ゲストの目前で肉料理等を取リ分けるデクパージュやまるでお菓子の博覧会の如きデザートワゴン等々、他には真似出来ないサービスとおもてなしの精神が、ロブションスタッフらの本分だ。


が、しかし、ここ『ロブション』の真骨頂、それは言うまでもなく料理にある。必要性のないものは一切皿に載せず、何を食べさせたいのかを明確に、素材の持つポテンシャルを最大限に引き立てる……。

こうした理念に基づき描き出される皿は、オーセンティックにしてモダン。エレガントでありながら躍動感もあり、厳選した素材から放たれるオーラと卓越した技術が出会えばこその一皿一皿が、生涯忘れえぬ感動を生みだすのだ。

例えば写真の卵料理。キャビアと卵の王道的組み合わせながら、卵の絶妙な火入れ加減とロブション氏自ら探しだした極上のキャビアとが、圧倒的存在感を放つ一皿となっている。伝統、革新、近代性を象徴するかのような逸品といえよう。


こうした空間、料理、サービスの三拍子揃った総合的なクォリティの高さこそ、24年間、常にトップの座であり続けられた理由の一つではないだろうか。そして、そこにはまた、フレンチの帝王と呼ばれるロブション氏の存在も忘れてはならない。

「ロブション氏の凄さは、世界中に点在するレストランを尋ね回り、その国の文化に基づき、新しいトレンドとして革新的に料理を創造し続けるところにあると思います」と話すのは、去年の11月、総料理長に就任したミカエル・ミカエリディスシェフ。

御年73歳を迎えた今も、常に最先端を目指すロブション氏。その進取の気性に富む精神が刺激となってこのシャトーの輝きを支えているといっても良いだろう。だからこそ、今行くべき価値がある。店の扉を開ける時、真の大人の男への第一歩が始まると知ろう。

それは本物を知る紳士への通過儀礼。大切な時、満を持して訪るべきレストランだ。

「伊勢海老 グリエにし、シャトーシャロンの効いたプティポアのカプチーノと数種のハーブを香らせて」

「フランス産仔羊 3種類の調理法で スパイシーなスムールとアリッサの効いたブイヨンを添えて」


《Check!》その世界観を体験するにはバー利用という手も

螺旋階段を上った右手にあるのが『Rouge Bar』。店名の通り、ルージュ(赤)で統一された空間が広がる。

こちら、実は誰でも利用可。シャトーの利用がなくてもロブションの世界観を気軽に楽しみたい時におすすめ。

とっておきの隠れ家として覚えておきたい。

恵比寿依存は高まるばかり!

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この記事へのコメント

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No Name
今は乳幼児がいて行けないけど、子育てが少し落ち着いたら夫と2人で行ってみたい!憧れです。
できることならロブション氏が健在で、氏の目が届いているうちが良いけど...。

ロブション氏のレシピ本を眺めながら「食べてみたいなぁ...(´¬`)」と思いを募らせてます。
2018/03/22 14:086
田舎者
私、田舎者にとって、いつかは行きたいフレンチの帝王ですねー。是非登城してみたいなあ。😊👍
2018/03/22 20:544

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