恋の大三角形 Vol.11

恋の大三角形:彼に選ばれる存在になるために。私ができる、たった1つのこと

東京を生きる女たちは、もう気がついている。

「素敵な男の隣には、既に女がいる」という事実に。

自分が好きになるくらいの男を、他の目ざとい女たちが見過ごすはずがないのだ。

商社マン・洋平(30歳)と運命の出会いをした彩花(26歳)。

しかし洋平には彼女・繭子(29歳)がいた。諦めきれない彩花は夏美のアドバイスのもと初デートを実現。

しかしある夜、彼女と歩く洋平にばったり遭遇。彩花は、洋平から本命彼女の前で存在を無視され、自分の立場を思い知る。しかしすぐその日の夜、洋平からフォローのメールが届き、再び会うことに。

覚悟を決めた彩花は、「私を誘うなら、彼女と別れてほしい」と洋平に迫った


私の言動は、正しかった?


「すごい。やるじゃない、彩花!」

熱燗でほんのり頬を赤くした夏美さんが、興奮気味に私の肩をたたく。

今日は久しぶりにゆっくり食事でもしようと言って、仕事終わりに夏美さんが『くずし割烹 かのふ』に連れてきてくれた。

「いや…私も勢いで口走ったような感じで、これが正解だ......


この記事へのコメント

Pencilコメントする
No Name
別れてすぐに付き合うと元恋人と新恋人を比べてしまって乗換を繰り返すだけな気がする。

寂しさにつけ込むのは簡単だけど
1度ちゃんと1人になった状態から自分を選んでくれるのが理想....
2018/01/15 05:1799+返信1件
No Name
モヤっとする展開…洋平も彩花も中途半端だなー
2018/01/15 05:3094返信2件
No Name
洋平ズルいなぁ〜。正直に弱いとこ吐かれちゃうと好きな人だと尚更、私がなんとかしてあげるってなりますよね。繭子〜日高さんと目指せスピード婚!
2018/01/15 05:3065返信2件
もっと見る ( 93 件 )

【恋の大三角形】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo