恋の大三角形 Vol.15

恋の大三角形:「一体、彼のどこが好きなの?」冷静に問われて気づいた、不毛だった恋

東京を生きる女たちは、もう気がついている。

「素敵な男の隣には、既に女がいる」という事実に。

自分が好きになるくらいの男を、他の目ざとい女たちが見過ごすはずがないのだ。

繭子は商社勤務の洋平と付き合って2年になるが、彼からプロポーズの気配はなく、他の女の影をも感じて、彼に嘘の予定を告げ、深夜に我を忘れて洋平を待ち伏せる

繭子は洋平に駆け引きのつもりで「結婚できないなら別れる」と告げたが、あっさり「わかった」と言われてしまう。

別れを受け入れられない繭子は洋平に「もう一度会いたい」とLINEを送るが…。


最後のLINE


−会いたいなんて、言わなければよかった。

ここ数日、何度同じことを考えただろう。

まだ薄暗い部屋で、目が覚めたらまず、洋平からのメッセージの有無を確認する。

どうして返事をくれないの?

最初はただただ、疑問に思った。そして、傷ついた。

しかしその虚しい作......


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