新婚クライシス Vol.8

新婚クライシス:「夫は、私を見下してる。」“格差婚”のパワーバランスに限界を感じる妻への誘惑

―大好きな吾郎くんが、私と結婚してくれたー

数々の苦難の末に、結婚願望のない男・吾郎との結婚に辿りついた英里。

結婚はゴールでないことなど、百も承知。

しかし、そんな二人を待ち受けていたのは、予想を上回る過酷な現実であった。

愛し合っていたはずの夫婦は、どのようにすれ違い、溝ができてしまったのか。

男女の価値観のズレ、見解の相違、そして、家庭外での誘惑...。

二人は “新婚クライシス”を迎え夫婦のすれ違いは深まる。そんな中、英里は元彼・きんちゃんに偶然再会。理想の父親像へと成長した彼の姿に触発され、ついに「子どもが欲しい」と吾郎に宣言し、これまでの結婚生活への不満も一気に暴露した。


―“この女は”って本気で惚れたら、男は何でもできる生き物なんじゃねーの?―

吾郎は釈然としない思いを抱えながら、パレスホテル東京の『ロイヤル バー』で一人マティーニを煽っていた。つい先ほどの松田の言葉が、やけに耳に残っている。

根本的に情けない男として松田を見下していたが......


この記事へのコメント

Pencilコメントする
No Name
共働きで子供いない夫婦なんだから妻が朝まで飲んでようが別に良くないですか?
毎晩のことでもないのに、なぜ男性はそういう事もあるよね〜で許されて女性だけが非常識扱いで非難されるかわからない。
呑んでた相手が男性なのはダメだけど。。。!
2017/12/30 09:1999+返信4件
No Name
結婚式、ハネムーン、新居、子作りに対してのリスク分析ってなんだよ。。笑
根は可愛い人なのかもだけど、結婚したら女性が当たり前に望む事に対して、この考えじゃやっぱキツイ。
2017/12/30 05:1999+返信6件
No Name
英里の肩を持っていたが、新婚なのに男の後輩にウダウダ言って午前様とは呆れた話。女友達に愚痴ってください。
新たな男性に目が向くとなると、きんちゃんの二の舞で、単なる浮気性の女だよ。
"変われない吾郎先生"ばかりを責め立てる前に、自身の行動も振り返りましょう。
2017/12/30 05:5299返信7件
もっと見る ( 93 件 )

【新婚クライシス】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo