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サラリーマン会計士・隆一の迷い Vol.7

「いつまで待てばいいの?」独立開業した男との将来に、新たに生まれた女の苦悩

難関資格の筆頭格である、公認会計士。

―高収入、堅実、転勤なし。

そんな好条件を難なくクリアする”勝ち組”であり、東京の婚活市場においても人気が高い職業の一つである。

しかし彼らにも、悩みはある。

サラリーマン会計士の隆一は、同期である健の転職や上司である冴木の出世争いの敗北を契機に、自分のキャリアに悩み、会社の退職を決断する。

その一方、彼女であるユキは将来について結論を迫り、隆一は、ユキとの将来に真剣であることを伝える。

しかしその後、隆一から突然の独立開業宣言が飛び出したのだった。

独立開業を果たした隆一のこれからは…!?


隆一、念願の独立開業。現在の状況は…!?


会社を辞めて独立開業してから、半年が経過した。

サラリーマン時代の、人間関係の苦悩・嫉妬・出世争いといった悩みからは解放され、晴れて自由の身になったのだ。

…と、思ったのもつかの間で、新たな問題に直面した。

お客さんが増えない。

士業=安泰の神話は過去の話であ......


この記事へのコメント

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No Name
隆一が「結婚の話が終わって、彼女が落ち着いていて、仕事に集中できる環境が整った」って思っているのが、なんだか妙にリアル。
その場しのぎか。
2017/11/13 07:2825
No Name
倉田さんって女性だったの??
2017/11/13 08:1223Comment Icon4
No Name
開業のリアル。面白い。事務所の共同代表ってよく見るけど、そこに実際どんな葛藤があるか。楽しみ!
2017/11/13 10:0613Comment Icon2
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サラリーマン会計士・隆一の迷い

難関資格の筆頭格である、公認会計士。

―高収入、堅実、転勤なし。

そんな好条件を難なくクリアする“勝ち組”であり、東京の婚活市場においても人気が高い職業の一つである。

しかし「堅実過ぎる」職業に就いたからこそ、悩みがある。

士業として将来目指すゴールは独立開業?監査法人のパートナー?様々な選択肢がある中で、会計士は日々自身のキャリアに悩まされている。

慶應義塾大学商学部卒業後、大手町にある大手監査法人に入社した隆一、27歳。彼の公認会計士人生はいかに・・・?

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