ユキは、あることを決意した。
自分から、隆一に結婚の話を持ちかけようと。
もちろん少なからず、抵抗は感じている。普通は男からするものでは?と。
しかし、結婚した友人たちは彼氏に少しずつプレッシャーをかけていったことを思い出し、ユキは決意を固めたのだ。
隆一から......
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ユキは、あることを決意した。
自分から、隆一に結婚の話を持ちかけようと。
もちろん少なからず、抵抗は感じている。普通は男からするものでは?と。
しかし、結婚した友人たちは彼氏に少しずつプレッシャーをかけていったことを思い出し、ユキは決意を固めたのだ。
隆一から......
難関資格の筆頭格である、公認会計士。
―高収入、堅実、転勤なし。
そんな好条件を難なくクリアする“勝ち組”であり、東京の婚活市場においても人気が高い職業の一つである。
しかし「堅実過ぎる」職業に就いたからこそ、悩みがある。
士業として将来目指すゴールは独立開業?監査法人のパートナー?様々な選択肢がある中で、会計士は日々自身のキャリアに悩まされている。
慶應義塾大学商学部卒業後、大手町にある大手監査法人に入社した隆一、27歳。彼の公認会計士人生はいかに・・・?
この記事へのコメント
それでも結婚したいと思うならユキの気持ちは本物だね。男のキャリアだけで結婚を判断する女大っ嫌い!
女は同時にいくつかのことを考えられるから、仕事と恋を同時に悩む。男は一つしか無理だから仕事で悩むとそれだけで脳内が埋まる。ユキが一般職でもバリキャリでも関係無い。すれ違いは続くね。